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幸福写真

幸福写真

幸福写真

作家
荒木経惟
出版社
ポプラ社
発売日
2006-05-01
ISBN
9784591092675
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幸福写真 / 感想・レビュー

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tom

「撮った写真が自分の手を離れる。それを見た人が小さな引っ掛かりを感じてくれたらいい。自分の子じゃないし、自分の親でもないし、でも不思議とここで笑ってる顔に元気が出ちゃうとか・・」とアラーキーは幸福写真について語る。そうか、そうかもと思った。そういう写真、何かの拍子に撮れてしまう可能性もないわけではなく、そいういう幸運が私に巡ってきたらうれしいなあと思いながらながめた写真文集。

2024/03/30

かこりむ

旦那さんが借りてきた図書館本を横取り読み。この方の写真集を見るのは、初めて。印象的なのは「あとがきにかえて」の「わが愛、陽子」さんの写真。「チャーハンを作って、できたわよ」、日常でこの笑顔?それともカメラを向けた故の笑顔?どちらにせよ、すごくいい。「愛の構図」では、「アタシ」の足によりかかるスリップ姿の陽子さんが何ともエロチック。軽井沢でおしっこする姿、「愛しあってるから」撮れてしまうんだ。凄い。幸福な2人の写真に感服。もっと見てみたい。

2015/08/31

tera。

16章+アラーキーの幸福日記4編での構成。 みんなが幸せそうに笑っていて、見ているこちら側もほっこり笑顔になれる。 でもアラーキーが一番撮りたかった幸福写真は、陽子さんと一緒の「愛の構図」の写真なんだろうなと思ったら、何だか切なくなった。『幸せは、もっと単純ってゆーか、もっと俗っぽいってゆーか、些細ってゆーか』

2014/08/07

猪子

荒木経惟さんって電撃ネットワークみたいな感じでヤベェ写真撮るおじいさん、ってイメージだったけどこんなに微笑ましい写真も撮るんだ…。文章は所々気持ち悪かったけど…。(のちの調べで篠山紀信さんと少し混同していることが判明)

2020/09/23

eMI-sAN

★★★★☆【2006】本文中にも出てくるNHK「課外授業ようこそ先輩」アラーキーの回、すごーく良かったんだよなー。もう一回見たいとずーっと思っている。●「幸せってけっこう複雑で、だから愛おしいんだネ」

2015/11/25

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