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であえてほんとうによかった (絵本の時間 50)

であえてほんとうによかった (絵本の時間 50)

であえてほんとうによかった (絵本の時間 50)

作家
宮西達也
出版社
ポプラ社
発売日
2009-11-19
ISBN
9784591112199
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であえてほんとうによかった (絵本の時間 50) / 感想・レビュー

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ティラノサウルスは普段から乱暴者で怖がられていたから、自分でもどこか自暴自棄になっていた部分があったのかもしれない。でも「やさしいね」とか「ありがとう」なんて言われつけない言葉に心が温まり、相手にも優しさを分け与えることができるようになっていく。誰の中にも本当は優しい一面があるものだ、ということと、誰かに感謝されたり認められたりすることは嬉しい、そしてその嬉しさは再び誰かへの喜びになるってことが伝わってくる作品だった。このシリーズはいつも切なく本を閉じるのだけれど、同時に心の潤いをもらえるのがすごくいい。

2014/09/22

yomineko@猫と共に生きる

相変わらず凶暴性を発揮しているティラノサウルスはスピノサウルスの子ども・メソメソを食べようとするが地震が来て地面が割れて陸と離れてしまう。ティラノと2人取り残されたメソメソ、ピーンチ!なんだけどティラノはお魚を獲ってくれたり褒めてくれたりするメソメソが段々好きになる。ある日また地震が来て陸地に近づく彼らの取り残された島🌴メソメソの好きな赤い実の木を取ろうと頑張るティラノ!!!

2023/09/16

めしいらず

惜しむことなく、照れることなく伝えられた優しい言葉には、いつだって人を優しく変える力がある。

2013/02/02

たーちゃん

大きな地震の後で地面が割れて離れ小島になってしまったティラノサウルスたち。あぁ…やっぱり最後はそうなってしまうのね(涙)ティラノサウルスの優しさに感動です。

2021/03/17

Rie

ティラノサウルスに襲われそうになった子どものスピノサウルス。突然起こった地震により地面が裂けてふたりのいる島が流されてしまいます。ティラノサウルスはスピノサウルスを食べようとしますが魚取ることを条件にふたりきりの生活が始まりました…。たくさんの優しい言葉。ふたりで過ごす時間の中に心温かくなるものが芽生えてきて読んでて心地よい。だからこそティラノサウルスの勇気ある行動の結末が切ない。

2015/10/15

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