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([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫 し 5-1)

([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫 し 5-1)

([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫 し 5-1)

作家
地震イツモプロジェクト
渥美公秀
寄藤文平
出版社
ポプラ社
発売日
2010-12-07
ISBN
9784591122143
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([し]5-1)地震イツモノート (ポプラ文庫 し 5-1) / 感想・レビュー

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ヒロ@いつも心に太陽を!

明日で東日本大震災から4ヶ月経つ。今も時おり余震が起きるし、東北以外でも震度5クラスの地震が起き、いつのまにか「震度5」であまり驚かなくなった自分に怖くなった。《日本は地震とともに生きてきた国。そしてこれからも地震とつきあいながら生きていく国》地震が起きて自分が被災する可能性を「もしも」ではなく「いつも」あると意識して過ごす。それは今の私たちに必要な意識。阪神・淡路大震災を経験した方たちの声に改めていろんなことを気づかされた。今日からもう一度気を引き締めてイツモ型防災を。

2011/07/10

一家に一冊。これがあっても、自分が意識的に考えないと地震が本当に来た時にはどうしようもないが。イラストが楽しい中にも、実際の体験者の証言で構成されており、起きたときに何が助かるか、何が困るかが克明に書かれている。やっぱり隣人やいろんな人とのコミュニティは大事ですね。

2016/10/23

saga

読了した『仙台ぐらし』から自然に積読の本書に手が伸びた。阪神・淡路大震災の経験を生かした様々な防災を提案する本書は2007年に単行本が刊行されていた。そのわずか4年後に東日本大震災が発生。本書のコンセプトである「大地震はイツモ」が証明されたのだ。私が本書を購入したのは、寄藤文平氏のほんわかしたイラストに惹かれてのこと。本書でも判りやすいイラストで防災を説明するのに一役買っているが、牛乳普及CM「ミルクゴッド」の印象が強烈だ。

2015/09/19

地震は「もしも」としてあるものではなく「いつも」私たちのそばにあるもの、発想の原点を変え生活の一部に。阪神大震災の被災者の体験や気持ちを基に、イラストと短いコメントが地震発生時→避難生活→これからの時間軸に沿って紹介。ヘリの音で救助活動に支障が出た、物見遊山でカメラをぶら下げてくる人がいる。東日本大震災でも同じことを聞いた気がする。阪神大震災の教訓を生かしたこともたくさんあるのだろうけど、学んでいないこともまだまだあり。巻末にある基本装備セット、参考になる。図書館で借りたが購入検討。

2011/05/30

お昼寝ニャンコ

実際に阪神淡路で震度7という大震災を経験した方たちの生々しい証言が、大好きな寄藤文平さんの親しみやすいイラストで綴られている。実体験に基づく証言は、未経験の自分にとって予想外の事もあった。悲惨な災害時にはたとえ備えがあっても決して万全では無いが、声がけなど日頃からできる事を少しでもやる事が大切だと気づかされた。この本は【モシモ】から【イツモ】へと災害に対する意識の変換にとても役立った。コンパクトでイラスト満載で読み易いので、常に目に付くとこに置き、今後の防災意識の継続に役立てたいと思った(*^_^*)。

2016/06/20

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