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(P[に]2-4)子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[に]2-4)子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[に]2-4)子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作 (ポプラ文庫ピュアフル)

作家
仁木悦子
若竹七海
出版社
ポプラ社
発売日
2011-05-07
ISBN
9784591124529
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(P[に]2-4)子どもたちの長い放課後 YAミステリ傑作 (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー

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たか

若竹七海さんが、小学生の頃に出会った仁木悦子さんの本。この本のおかげで、ミステリ読みになり、それが高じてミステリ作家になったそうだ。 そんな若竹七海さんが編んだ、子どもたちが探偵の短編集。 仁木悦子さんは、元々童話作家だったこともあり、子どもの描き方がとても上手い。 仄かに『毒』があるのは、今の若竹七海さんに通じるものがあるが、そこまで暗さはなく、読後感も悪くない。 個人的には、二転三転したあとのダークさが堪らない『うす紫の午後』がお気に入り。B-評価

2022/09/19

よっしー

タイトルが気になり、手に取りました。子ともがお話の中心になっているのですが、中々に重暗い話が多かったですね…。表紙絵のイメージやタイトルから想像していた内容とは全然違っていたのですが、楽しく…というより感心しながら読みました。

2024/01/25

Yu。

猫が元で事件に巻き込まれていく少年を救う鍵は猫にある「一匹や二匹」。容姿に劣等感を抱く者同士だからこそ成り立つ皮肉劇「うす紫の午後」。猫絡みで過ちを犯す二人の少年がひょんなことから探偵役に早変わり「誘拐者たち」。まるでホラーだね‥本の怨み節的なオチにゾッとする「倉の中の実験」。身内の汚名をそそぐ為いざっ!!「花は夜散る」「影は死んでいた」。優しい顔して毒を刺す「やさしい少女たち」といった若竹七海 編 七つの仁木ワールド。さすがどれもが面白い‥ なかでも着地の黒さがたまらない「うす紫の午後」は特に痺れます。

2018/05/14

coco夏ko10角

子どもが主役の7つのお話収録の短編集。子ども故の無邪気なところや残酷さが見えるものも。『うす紫の午後』が特によかった。

2017/08/18

のほほん@灯れ松明の火

とってもブラックでした! タイトルから学園ものの短編集かなぁ?くらいの感じで読み始めて、2話目の「うす紫の午後」でガツンとやられました。全編 確かに主人公はみんな子供たちですけど、だからこその真っ直ぐな残酷さみたいなものが、とても怖かったです。 最後の「影は死んでいた」は、本格的な謎解きがあって、おもしろかったです。 仁木悦子さんのお話は、ずいぶん昔のものなのに、全く色褪せた感じがありません。この本も とても新鮮でした。

2011/09/12

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