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([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

([と]1-2)あん (ポプラ文庫)

作家
ドリアン助川
出版社
ポプラ社
発売日
2015-04-03
ISBN
9784591144893
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『あるかしら書店』とポプラ文庫がコラボ! ヨシタケシンスケ描き下ろしブックカバー16冊が勢ぞろい

 ポプラ文庫が10周年を記念して、ヨシタケシンスケの大ヒット絵本『あるかしら書店』とコラボした「あるかしら文庫フェア」を2018年4月から開催している。

 ブックフェアは全国の書店で展開され、『食堂かたつむり』や『あん』、『真夜中のパン屋さん』や『恋文の技術』など16冊がラインナップ。各書籍がヨシタケシンスケによる16種類の描きおろしカバーつきで登場した。

『食堂かたつむり』(小川糸/ポプラ社)

『食堂かたつむり』描きおろしカバー

『あん』(ドリアン助川/ポプラ社)

『あん』描きおろしカバー

 子どもに大人、女子学生や宇宙人、ロボットから猫、果ては妖怪や地底人まで…。カバーにはさまざまなキャラクターが描かれている。書店店頭でのフェアは期間限定となり、対象商品がなくなり次第終了になるので要注意。

『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』(大沼紀子/ポプラ社)

『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』描きおろしカバー

『恋文の技術』(森見登美彦/ポプラ社)

『恋文の技術』描きおろしカバー

 イベント開催中の書店では、可愛らしいブックカバーに包まれた本が勢ぞ…

2018/4/20

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([と]1-2)あん (ポプラ文庫) / 感想・レビュー

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ハイランド

私事になります。生まれ育った家は、療養所から5キロほど離れた処にあり、母がそこに勤めていたこともあり、子供の頃はよく遊びに行ったり、収容されていた患者の方が庭の手入れに自宅に来たりと、鼻が崩れていたり指が変形したりしていましたが、身近な存在でした。しかしいかんせん子供のこと、その哀しみまで感じることは出来ませんでした。ある日宣告されたが最後、家族からも離れ、外界からも切り離され、職業の自由や住居選択の自由も全て奪われ、一生を園の中で生活することを強いられた人達がいることを想像してください。50年も前の事。

2016/05/14

またおやぢ

人の世は不平等で、理不尽なことや、如何ともし難い出来事で溢れている。然るに、世界は常に自分と共にある。自分の存在こそが、世界を成立させていると言い切っても傲慢ではない。目を凝らして観る、耳を澄まして聴く、鼻を鳴らす、手で触れる、舌で味わう…世界は、自分が五感を使い感じることで初めて生まれる。そして、その世界に意味を与えるのも、また自分自身なのだから。自身を虐げて生きる事の虚しさや愚かさを知り、命を使い切る事の有り難さに気づくと、不思議と心が穏やになった。生まれた事、生きている事への感謝を素直に感じた一冊。

2016/02/11

やな

ハンセン病、ニュースなどでちょくちょく見た程度で詳しく知らず、読んで衝撃を受けた。生きることの意味を考えるきっかけとなる良書やと思う。できたら塩どら焼きを完成させて欲しかった。

2016/08/17

yoshida

映画公開という事で手に取りましたが、社会的に考えさせらる内容で良書でした。どら焼き店「どら春」を一人で切り盛りする千太郎は前科を持ち、特に先の見通しもなく暮らしていた。そこに評判の「あん」を作る高齢の徳江が「どら春」で働きはじめる。いつしか「どら春」は繁盛店となるが、徐々に客足が減りはじめる。いわれのない「ハンセン氏病」への偏見。実際、私も恥ずかしながらさほどの知識はなく、治療方法が確立されてからも、強制的な隔離と偏見が残った事に驚いた。ワカナちゃんのプレゼントに涙した。過酷な状況からの再生を描いた名作。

2015/06/26

おかむー

タイトルと著者の名前、表紙のイラストのイメージにはいい意味で反してずっしりと重く揺さぶられる物語。文庫で再読の今回も『絶品よくできました』。「本当に神様がいるなら、つかまえてなぐってやりたいようなことがたくさんあったもの」数知れないこんな思いを経て、徳江さんが「聞こう」としていたものは自分が生きてきたことの意味なのだろうか。無理解と偏見のなか、腐ったことも折れたことも限りなくあっただろう。それでも自分を知り、頼ってくれる千太郎とワカナに出会えたことでどれほど彼女は救われただろう。ぜひとも読んでほしい一冊

2016/02/24

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