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スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル な 1-2)

スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル な 1-2)

スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル な 1-2)

作家
梨屋アリエ
出版社
ポプラ社
発売日
2016-11-02
ISBN
9784591152386
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スノウ・ティアーズ (ポプラ文庫ピュアフル な 1-2) / 感想・レビュー

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ましゃ

『さびしくて切なくて涙も雪もやみそうにない』この帯の文にやられましたよ。とにかく切ない。自分の事を理解してほしいと思う一方、あなたの事理解してるよなんて態度をとられると憤ってしまう…誰にでもある事だと思う。作者があとがきでこの作品について書いている事がこの作品の全てを表している。「心がほっこりするようなだれにでも心地よい話はさらさら書くつもりはなく、一握りの読者にぐさりと突き刺されば十分だと考えていた。だって、生きるのって、つらいでしょう?だれかや恋を求めてしまうことって、苦しいでしょう?」

2017/08/12

はな

梨屋さんの本はココロ屋に続いて2冊目。不思議体質の少女君枝。雲のようなふわふわとした心もとない感じが何とも言えない感じ。君枝に感情移入しているのかな?何とも言えない不安な気持ちにさせられました。実の親ともうまくいっていない友達もうまくできない、世界とうまくつながれない中での幼馴染の陸の存在が唯一の救い。もろく崩れそうな世界の中で君枝はどう生きていくのだろうか、君枝のこの先が気になる話だった。

2017/02/07

おさと

哀しくて厳しい。自分の一部のようだ。

2017/08/07

縁栞

★3.5 ≪ あの頃の二人は、お互いの大切さに気づくことができなくて―― ≫  ……残念だ。高校時代までは『とても』私好みの物語であったものの、主人公が大人になってからは面白みも半減。 星4.5にだって届きそうだったのにー!! どうやら作者は私の好みというものを、あまり正確に把握できてはいなかったようだな(当たり前) とはいえ、ラストはなかなかいい具合に仕上がっていました。 大事なことに気づいた姿と植物父さんの言葉が胸に沁みます…。 うん、この最終章の内容は合格点w

最初はいかにもなジュブナイルさに怯んだが、理解できないものに都合のよいレッテルを貼って片付けてしまうのは現代にも通じるなぁと改心。思ったよりファンタジーな着地点だったが、世知辛さもある本当に不思議な読後感。

2022/02/20

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