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(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル)

作家
村山早紀
出版社
ポプラ社
発売日
2017-05-09
ISBN
9784591154656
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(P[む]1-16)はるかな空の東 (ポプラ文庫ピュアフル) / 感想・レビュー

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MICK KICHI

小学校高学年以上を読者想定した魔術師系のファンダジー。作者が愛着ある作品として、20年ぶりに加筆修正を加えている。本編は双子の少女の王位継承をめぐるストーリーで、世界観も設定共に秀逸さは無いがのめり込める要素に溢れている。もう少し引き延ばしてもいいのでは?と感じるが、そこは対象年齢を鑑みてか。後日談を含め、挿入される物語があるが、これは寧ろ必要ないのでは。グイン・サーガで育った世代には余計な事せず、正統派ファンタジーで完結させた方が良かったと感じる。

2018/11/01

mocha

20年前に児童書として書いた作品を加筆修正して文庫化。剣と魔法と吟遊詩人…この王道の異世界ファンタジーを村山さんらしい少女の成長物語として描いている。けど、正直かなり物足りなかった。文庫書き下ろしの後日談も唐突な印象。児童向けの文庫で挿絵をたくさん入れて分冊にした方がよかったかもしれない。

2017/12/27

Rin

お気に入りさんのレビューより。もっと早く、もっともっと幼い頃に出会っていたかった。大人の私は読みながら、ついつい色々と深読みしたり先を予想したりしてしまう。でも、幼い頃に深く考えたりせずに純粋にこの世界と彼女たちの冒険を一緒に経験したかった。理不尽だと思える暴力や突然の災いに、幼いながらも立ち向かって、苦しい状況にも微笑む強さをもって。誰もが悲しいくらいに優しかった物語。新たに書き下ろされたという最終章の与えてくれる余韻もよかった。幼かったあの頃に、この世界を開いていればと考えてしまう一冊でした。

2018/01/19

hirune

先日読んだ『砂漠の歌姫』と同じ世界と聞いていましたが、それよりだいぶ未来の世界でした。あの湖の都を崩壊させ邪神の力で不死身となり世界を滅ぼそうと狙う「雪白のソフィア」。この物語はある意味彼女の後悔と絶望と慟哭を救うお話しだったかと思います。世界を滅ぼすことは自分の罪に対して自分自身で執行する刑罰のようなもの。だからナルやトオヤによって一番救われたのは彼女なんでしょう。村山さんの物語では悪い魔女ほど最も大きな苦しみを抱いているように思います。

2017/05/18

あおでん

冒険ファンタジーの色合いが濃いので、自分が今まで読んできた村山さんの作品とは違うようでもあり、「原点」と呼ばれる作品であるのもわかる。この世界の全てが優しいわけでもないし、そんなに都合良く神様がいるわけでもない。それでも、誰かに親切にしていれば、世界は少しずつ良くなるはず。子どもの頃に出会っていたら、どんな人間になっていただろう?

2018/04/13

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