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クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57)

クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57)

クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57)

作家
デイビッド リッチフィールド
俵万智
出版社
ポプラ社
発売日
2017-10-03
ISBN
9784591155080
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「クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57)」のおすすめレビュー

『おしっこちょっぴりもれたろう』『ノラネコぐんだん』『パンのずかん』…「MOE絵本屋さん大賞2018」受賞作家さんたちの想い

 子どもから大人まで広く人気を集める「絵本」の世界。ここ数年、絵本の注目度はぐんぐんあがり、昨年2018年は1200点もの新刊絵本が登場しています。こうなると「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうもの…そんな読者の頼れる味方になってくれるのが、世界で唯一の絵本月刊誌『MOE』(白泉社)が主催する「MOE絵本屋さん大賞」(協力:朝日新聞東京本社メディアビジネス局)。全国の絵本専門店・書店の児童書担当者3000人にアンケートを実施し、最も支持された新刊絵本30冊を決定する年間絵本ランキングです。開催11回目を迎えた同賞ですが、プロの目利きは今回どんな絵本を選んだのでしょう? 先日、都内某所で開催された贈賞式の模様とともに、受賞者の喜びの声をお届けします。

『MOE』編集長の門野 隆さんの挨拶から贈賞式はスタート。続いて第10位までのMOE絵本屋さん大賞の受賞作品が次々発表され、白泉社の鳥嶋和彦代表取締役会長がお祝いの言葉をおくりました。

〈月刊『MOE』門野 隆編集長のご挨拶〉 「絵本は子どもが最初に触れる本であり、エンターテインメントであり、おもちゃで…

2019/2/2

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クマと森のピアノ (ポプラせかいの絵本 57) / 感想・レビュー

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美紀ちゃん

うっとりするほど絵が良い。スターの地元凱旋の話。地元で受け入れてもらえるのかわからなくて怖いのかもしれない。BLUE ENCOUNTが地元の熊本で始めてライブをする時にそう言っているのを思い出した。地元は温かい受け入れ方をしてくれて、その感動は、経験した人にしかわからないのかも。新聞の切り抜きやグッズ雑誌のページなど、自分に関連するものがたくさん飾られているのは、ホントに涙が出るほど嬉しいはず。愛を感じる。スターに送りたい絵本♬

2019/03/15

MI

クマのブラウンは森で不思議なものを見つけました。触ると音がするもの。はじめは触るだけ、気になって毎日少しずつ触っているとメロディになっていくのがわかりました。ブラウンはピアノに出会いました。クマがピアノを弾いていると噂になり、ブラウンは街でピアノを弾くことになりました。人気者になり、毎日拍手喝采を浴びるけど、何か寂しい。クマのブラウンの最後はとても温かい物語。

2023/09/29

yanae

お気に入りさんのレビューを読んで手にした絵本♡素敵な絵を描くデイビットさんはこれがデビュー作のよう。そして、訳が俵万智さん~♡素敵すぎる。森でふしぎなものを見つけた熊のブラウン。さわってみると素敵な音が。ピアノとの出会い、町での成功、そしてかけがえのない仲間たち。最後はうるうるしました。素敵な絵本でした♡

2019/04/04

ままこ

ポロンポロン♬表紙のピアノを弾くクマの表情が良い。こぐまの頃森で見つけたピアノ。素敵な音に導かれここじゃないどこかへ行ってみたいと思うようになる。森を出て街でピアニストとして成功するのだけれど…。温かく優しさに包まれた絵本だった。

2018/01/21

けろりん

なんともほのぼのとユーモラスな絵画と、俵万智さんの翻訳から、温かく軽やかなピアノの音が聴こえて来るような、素敵な読書時間を過ごしました。出会い、旅立ち、挑戦、郷愁。幼い者の夢を後押しする社会、愛情を持って見守る家族、故郷の理想的な姿。森の動物たち、都会のコンサート・ホールを埋め尽くす聴衆たち、どちらもクマのブラウンの演奏に至福の表情を浮かべています。美しく繊細に描かれた絵本を、隅々まで堪能しました。

2020/03/17

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