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アンネのこと、すべて

アンネのこと、すべて

アンネのこと、すべて

作家
アンネフランクハウス
小林エリカ
石岡 史子
出版社
ポプラ社
発売日
2018-11-22
ISBN
9784591159934
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アンネのこと、すべて / 感想・レビュー

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ネギっ子gen

迫害から逃れるため隠れ家生活を送り、その様子を生き生きと日記に綴った少女、アンネ・フランク。彼女の生涯を、写真やゆかりの品々などから読み解いた本の日本語版。「ヒトラーはなぜユダヤ人を嫌ったの?」「《隠れ家》は退屈じゃない?」など、アンネの誕生から死、そして現在までを多くの写真や資料で辿る、これまで子どもたちから寄せられた多くの質問に答えるための本。というように児童向けなので、図書館では「子どもの本」として配架してありました。とても丁寧で贅沢な作りなのに、大人から遠ざけられるのは、もったいないなぁ~って……

2023/01/05

とよぽん

オランダのアンネ・フランク・ハウスが編集した、子供向けの本。彼女の生い立ちからドイツ時代、オランダ時代へ、そして隠れ家での2年近くに及ぶ生活。時代背景やナチスの考え方、ユダヤ人迫害の恐怖を、文章だけでなく写真や資料、地図、イラストなどもまじえて分かりやすく解説している。

2020/01/01

ぐうぐう

アンネ・フランク・ハウスが、アンネの生涯を伝えるために編集した『アンネのこと、すべて』。通常のページと半分のサイズのページで構成された、非常に凝った製本だ。アンネ自身はもちろんのこと、当時の欧州の情勢など、アンネが生きた時代の背景を理解してもらうために、歴史にも多くが割かれている。そういう意味では、教科書的側面があることは否めない(実際、本書は教育事業の一環として企画されている)が、だからこそ、夢絶たれたアンネという少女の悲劇と、残された日記がもたらせる希望が、痛烈に響いてくる。(つづく)

2019/10/14

りえこ

写真が多く、細かい説明も多く、とても素晴らしい本でした。アンネの人生の欠片がたくさんつまっていました。隠れ家、本当にお家で、家具もたくさんある。共同生活は大変だと思いますが、きちんと生活できる隠れ家だったんだなと思いました。日記帳の写真とか、見られて良かったです。アンネの写真も。洋服とかも素敵で、お金持ちのお家の子という感じだったんだなーと思いました。

2019/10/04

おはなし会 芽ぶっく 

沢山の写真などから、アンネ・フランクのことだけではなく、歴史的な背景、日独伊の関係などにも触れている。通常のページに、カラーの半ページが綴ってある変わった作りの本です。これが全てではないのは分かっていますが、知りたいきっかけになる本だと思います。巻頭にアンネ10歳の誕生日パーティでの友だちとの写真が載っています。巻末には写真に写っている友だちのその後が、文章で書かれています。生きのびることができた人も、苦しい思いを抱えながら生きていたんですね。

2019/10/23

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