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プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫)

プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫)

プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫)

作家
若竹七海
出版社
ポプラ社
発売日
2019-07-04
ISBN
9784591163597
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「プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫)」のおすすめレビュー

カズレーザーが絶賛する名手がおくる、青春ミステリ『プラスマイナスゼロ』とは?

『プラスマイナスゼロ』(若竹七海/ポプラ社)

 ずっと昔を振り返って、「どうしてあんな小さなことを気にしていたんだろう」と、不思議に思うことがある。たとえば、中高生だったころ。クラスメイトに好かれようが嫌われようが、言いたいことを言えばよかったはずだ。それなのに、いつも周囲が気になって、平均から飛び出さないよう、でも置いていかれないように、自分を足したり引いたりしていた。大人になった今みたいに、「学校がダメなら外の世界で生きればいい」とは、とてもではないが思えなかった。そのころの自分にとっては、目に映る範囲の景色が、この世界のすべてだったから。

『プラスマイナスゼロ』(若竹七海/ポプラ社)の主人公・ミサキも、あるいはそう考えているのかもしれない。

 ミサキこと崎谷美咲が通うのは、神奈川のど田舎、葉崎市の山のてっぺんにある、葉崎山高校だ。市内にみっつある高校のうち、頭のいいひとたちが行く葉崎東高校と、神奈川中の大ばかもんが集まる葉崎西高校と比べると、乱暴でも“中間レベル”と言わざるを得ない学校である。

 そしてこの葉崎山高校、定員をオーバーしていないかぎ…

2019/7/14

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プラスマイナスゼロ (ポプラ文庫) / 感想・レビュー

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みどどどーーーん(みどり虫)

読んでいて、おかしくて楽しくて、うらやましくて楽しくて、呆れて楽しくて、切なくて楽しくて、とても楽しかった!いいなぁー、プラスマイナスゼロ。私も高校で初めて素で付き合える大好きな友達に出会えた気がするし、彼女達とは今でも仲がいい。私は…ゼロに近いマイナスかな。グループの中では間違いなく一番マイナスっす(´>∀<`)ゝ

2020/04/03

ふう

このタイトルは、3人の女子高校生に教師がつけたあだ名?ひどいあだ名だけど、当の3人はまったく気にしていない様子です。彼女たちにとって大切なのは周りの目ではなく、自分たちの納得のいく生き方(大げさだけど)と互いを認め合う気持ち。その関係は心地よく見えます。ただ、好きな作家なのでそれなりに楽しく読みましたが、女子高校生の会話のリズムについていくのは大変でした。正直に言うと、中年探偵の葉村シリーズの方が好きです。

2019/10/26

papako

新装版で再読。葉村よりもついてない、いや不運なテンコ、ラッキー?なのか?ユーリに平凡なミサキ。葉崎山高校で出会った3人のドタバタ青春。改めて読むとユーリのプラス加減はあまり感じられなかったのね。とにかくテンコの不運ぶりが際立ってる。神の試練にしては結構周りを巻き込んでいたのね。新装版のおまけ、まさかテンコが司法試験に合格!その後を想像すると、それが一番怖かった。あと一冊、どうにかして手に入れなきゃ。

2021/08/05

ちょこりり@鼻炎系男子🥺

いわゆるコージーミステリ。あるいは葉崎市シリーズ5作目。または短編集。今回の葉崎市は凸凹女子高生トリオが校内外で騒ぐ。葉崎市は長編も短編も面白い。本書は例年以上にコミカルに突き抜けながらも、オチはしっかりビターでほろ苦い。こういう短編集が読みたいんだよなぁ。若竹七海の短編ってこれだから読むのがやめられないんだよなぁ。ほとんど一気に読み干してしまった。油断してヘラヘラしていると、仕掛けてくるから油断ができない。葉村昌よりも不幸な人間も葉崎市にはいる。若竹七海の短編ってこれだから読むのがやめられないんだよなぁ

2021/09/24

ぶんこ

面白かったと言いたかったけれど、テンコさんの不運が酷すぎてハラハラの連続。疲れました。3人の中ではミサキさんの私なので、よく疲れずに仲良くしていられるなと思いつつ、卒業旅行での「やりたいこと」にウルウル。良い仲間に巡り合えた高校時代なのですね。

2020/04/13

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