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日々猫だらけ ときどき小鳥

日々猫だらけ ときどき小鳥

日々猫だらけ ときどき小鳥

作家
あさのますみ
出版社
ポプラ社
発売日
2020-02-20
ISBN
9784591166109
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「日々猫だらけ ときどき小鳥」のおすすめレビュー

猫4匹と鳥2羽の賑やかな暮らしが愛おしい!『日々猫だらけ ときどき小鳥』

『日々猫だらけ ときどき小鳥』(あさのますみ/ポプラ社)

 単調な毎日に喜怒哀楽をもたらしてくれる。動物には、そんな力があるように思う。筆者は3匹の猫と暮らしているが、猫という動物に魅了されている。気ままでイタズラ好きで思い通りにならない。それなのに、名前を呼んだだけで喉を鳴らしてくれる。そんな姿を見ると、動物はつくづく不思議で愛くるしいと思えてしまう。

『日々猫だらけ ときどき小鳥』(あさのますみ/ポプラ社)は、そんな動物愛を増幅させるエッセイだ。

 著者で声優として活躍するあさのますみさんはもともと2羽の鳥飼いだったが、3匹の猫と暮らす男性と結婚。入籍前、ひょんなことから出会った白猫「おもちちゃん」も迎え入れ、2人と猫4匹&鳥2羽という賑やかな生活をスタートさせた。

 鳥にとって本来、猫は天敵。仲良く共存することは難しいように思える。しかし、あさのさん夫婦は安全面に配慮しながら、家族みんなが伸び伸びと暮らせるように工夫。穏やかな毎日を送っている。

 名前に大切な願いが込められた猫の「アルクくん」や生後0日で保護された知的猫の「シマちゃん」、猫なのに…

2020/2/20

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日々猫だらけ ときどき小鳥 / 感想・レビュー

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ひなこ

うちの猫も、度々トイレのドアを開けろとか言ってくるので、ものすごく共感した。病気がちなうちの猫の横にねっころがりながら読んでいたら迷惑そうに背を向けられた。猫がいっぱいいる生活...大変なことも多いだろうけどうらやましいなぁ。

2021/07/16

Mr.deep

生まれたときからそこに猫がいたようなガチ勢とは違う、「一般人」の視点と感性で紡がれる多頭飼いの日常雑感。つくづくあさのますみのエッセイの才能に嫉妬させられます。とりあえずアルクたんはあはあ

2020/03/14

cinnamon

猫やスズメを保護したときのことや、一緒に生活する様子が、善し悪し関係なくありのまま書かれたエッセイ。みんなの個性、獣医さんに突き放されたときのこと、亡くなったときの苦しみ悲しみ。その時々の感情の描写が丁寧で読み入ってしまう。ご本人は弱った生き物を助けたいという衝動で動いているのだろうけれど、命に対する責任を感じる。可愛いだけではなく、まさしく日常。

2021/01/20

猫曜日

基本犬派の私ですが、与えてくれる幸福の素晴らしさと命を引き受ける責任の重大さは猫だって同じだよなあ、と当然のことながら改めて感じました。作者の旦那さんの描くマンガの登場人物が、やけに猫にくわしい理由も納得w とても読みやすい文章で、ほぼ一気に読了しました。

2023/01/02

morelemon

人間+猫+鳥のエッセイ。それぞれが個性的な姿を見せてくれるようでほっこりしました。動物と暮らしたことのない私にはうらやましい姿です。

2020/03/21

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