KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

金のおのと銀のおの: イソップものがたり (はじめての世界名作えほん 76)

金のおのと銀のおの: イソップものがたり (はじめての世界名作えほん 76)

金のおのと銀のおの: イソップものがたり (はじめての世界名作えほん 76)

作家
ノコ ゆかわ
篠原 倫子
中脇初枝
出版社
ポプラ社
発売日
2020-10-05
ISBN
9784591166895
amazonで購入する Kindle版を購入する

「金のおのと銀のおの: イソップものがたり (はじめての世界名作えほん 76)」の関連記事

『金の斧銀の斧』あらすじ紹介。泉の女神、最初は女性ではなかった!? 予期せぬ質問、求められていたのは対応力ではなく…

 世の中が乱れ、道理がなかなか通らないことを「正直者は馬鹿を見る」と言うことがあります。一方で「正直者は得をする」という教訓を含んだ物語は古くからみられ、『金の斧銀の斧』はその中でもよく知られた童話のひとつです。はじめての絵本や読み聞かせの定番でもある本作のあらすじを、改めてご紹介しましょう。

『金の斧銀の斧』の作品解説

 本作は紀元前6世紀頃に成立したとされる『イソップ寓話』のひとつで、正直者が得をし、強欲な者は損をするという教訓を示す物語です。

 原典では、木こりが落とした斧を拾うのは女神ではなく、天界・冥界・地上を行き来するギリシャ神話の青年神「ヘルメース」という違いがあります。日本神話では水神は女神であることが多く、ヘルメースは水や水銀といった「流れ」を司る男神(両性具有の神とも)と言われることから、清らかな泉のイメージと結びついたのかもしれません。

『金の斧銀の斧』の主な登場人物

木こり:働き者の正直な木こり。

神さま:斧を持って泉の中から現れる。原典ではヘルメース神が川に潜って取ってくるとされる。

欲張りな木こり:欲張った結果、かえって損をするこ…

2023/10/30

全文を読む

関連記事をもっと見る

金のおのと銀のおの: イソップものがたり (はじめての世界名作えほん 76) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しろくま

6歳娘と。いくつかのイソップ物語が入っています。「落とした斧は一つなのに、3つもいらないよね。」と、娘。「北風と太陽」「こうもり」の話も、話が弾みました。コウモリは鳥か哺乳類か…。

2021/12/07

しろくま

コウモリは獣か鳥か、の話が気に入ったようす。

2022/09/24

ひおりん

きこりさんがいて、川におのをおとしちゃて、めがみさまがきたのがびっくりした 黙読

2022/01/01

感想・レビューをもっと見る