KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)

エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)

エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)

作家
蛭田亜紗子
出版社
ポプラ社
発売日
2020-06-04
ISBN
9784591166963
amazonで購入する Kindle版を購入する

「エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1)」の関連記事

32歳の若さで夫に先立たれ自分も死ぬ準備を…あなたならどうする? 『エンディングドレス』が文庫に!

本日発売の「文庫本」の内容をいち早く紹介! サイズが小さいので移動などの持ち運びにも便利で、値段も手ごろに入手できるのが文庫本の魅力。読み逃していた“人気作品”を楽しむことができる、貴重なチャンスをお見逃しなく。 《以下のインタビューは単行本刊行時(2018年6月)にお話をうかがった内容です》

 約1年前、夫を病気で亡くした32歳の麻緒(あさお)。未来に希望を見いだせず、みずからも死ぬ準備をはじめた彼女の目に飛び込んできたのは“終末の洋裁教室”のチラシ。それは死に装束を縫うための教室だった――。エンディングノートならぬエンディングドレスを繕うことで、ふたたび生きる力を取り戻してく女性を描いた小説『エンディングドレス』(ポプラ社)。著者の蛭田亜紗子さんにお話をうかがった。

■誰でもやればやるほど上達していく、洋裁の魅力

――「終活」や「エンディングノート」という言葉は世間にもかなり浸透していると思うのですが、「エンディングドレス」という言葉は今回はじめて知りました。

蛭田亜紗子(以下、蛭田) 実際に使われている言葉で、専門店もあるんですよ。だけど死に装束な…

2020/6/4

全文を読む

関連記事をもっと見る

エンディングドレス (ポプラ文庫 ひ 6-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

たるき( ´ ▽ ` )ノ

読友さんのランキング本棚を見て、興味を持ったので購入。まずこの表紙が好き♫エンディングドレスなんて考えたこともなかったな。自分の服を自分で作ったことがないので、チャレンジしてみたくなった。少しずつ少しずつ先のことを考えられるようになっていく麻緒がとても印象的だった。またしばらくしたら読み返したい!大好きな一冊になった。

2021/01/17

ピロ麻呂

若くして夫に先立たれ、自死を考える女性が洋裁教室で出会う人々を通じて再生していく物語。今まで読んだ蛭田作品はドロドロしたイメージがあったけど、本作品は心暖まる系。お気に入りの服を着ておしゃれしたくなりました(^o^)

2020/06/13

マロン

決して嫌いな作家じゃないのに、なかなかページが進まず、ちまちま読んで3週間もかかってしまった。なんでだろう。

2022/01/27

高宮朱雀

最愛の夫と愛猫を亡くし、人生に絶望した女性が死装束を作る教室に通う事で自身の内面ときちんと向き合い、未来にささやかな希望を持てるまでに至る再生の物語。 私は主人公のように子供がいない。もし突然、何かの形で夫を亡くしたらという不安が消えた事も一度もない。そんな不安の中で購入した一冊だった。 麻緒の未来を邪魔しないように、生前から少しずつ身辺整理をしていた弦一郎の心痛も察するにあまりある。でも旧姓に戻す事が必要とは思えないな。そこは個人の考えと価値観だけれど。

2020/11/11

一華

愛する人を亡くして死を決意し、着々と準備を始めた麻緒。偶然見つけた死に装束を縫う洋裁教室にも通いはじめる。そこで出逢った三人のおばさまたちや、先生との日々。一針、一針、洋服を縫い進めていく中で、少しずつ心の傷が癒やされていく再生の物語。自分なら…と思いつつ読み進め、「自己紹介代わりの一着を縫いましょう」をずーっと考えてます。最近、老眼が進んできたのでお裁縫から遠ざかっていましたが、ひさしぶりにミシンに向かおうかな〜と…

2023/03/10

感想・レビューをもっと見る