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わたしのもう一つの国: ブラジル、娘とふたり旅

わたしのもう一つの国: ブラジル、娘とふたり旅

わたしのもう一つの国: ブラジル、娘とふたり旅

作家
角野栄子
出版社
ポプラ社
発売日
2020-10-14
ISBN
9784591167953
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わたしのもう一つの国: ブラジル、娘とふたり旅 / 感想・レビュー

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美登利

魔女の宅急便の角野さん。結婚と同時にブラジルで数年働き、その後娘さんを産んで自由時間が取れるようになってから、再度ブラジルの地を2人で旅したエッセイです。娘さんが凄くしっかりしてる!だけど凄く古い話なので、なぜ今これが新装されて出たのかよく分からない。40年近く経ってブラジルの情勢ももちろん日本も変わってしまった。娘さんとの共著ってことだからかな、で良いのかしらね。

2021/01/12

シャコタンブルー

著者が2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞したのは記憶している。代表作の魔女の宅急便の原作は読んでいないが、映画は面白かった。この本は40年前に刊行された本に加筆して出版したものだが、何故!?今そんな昔の旅の話をという疑念は最後まで残ってしまった。旅のワクワク感ハラハラ感があまり伝わってこなかった。当時40代の角野さんと中学生の娘のリオさんの女二人旅ならではの波乱万丈の旅の期待感を求めすぎたかも知れない。

2020/11/09

Acha

童話を読まなくなって久しいが、角野さんのぽんぽんとリズミカルな文章、その柔らかさ、心浮き立つ人や街の描写の数々を読んで、子ども時代に戻ったような楽しい読書。なんと言っても40年も前の作品なのだ。牧歌的だが古びてはいない、素敵な童話の存在そのもの。そういえば角野さんの作品はキャラだち多いな、と気づく。こんなにも人が好きだからなのか。いいなーブラジル。また行きたい!

ミス レイン

あかね書房より1981年刊、1988年文庫化のエッセイをポプラ社が2020年復刊(?)のおかげで読めた。40年近く前の内容だけど国の情勢以外は古臭くなく、40代の角野さんが中学生の娘さんを連れてのブラジル再訪の様子とお互いの存在によって旅の過程の感性が開かれていく様を楽しめた。インスタ等で気になっていた娘さん、やっぱり最高。ブラジルの変貌ぶりや人種差別のなさも私には新鮮な内容。70年の時を経てルイジンニョとネットで対面した時のことをテレビで見たので、あとがきにじわっと感動した。旅行へ行きたくなってきた。

2022/06/01

本の妖精@バレエ留学まであと6ヶ月

コロナも収まってきて、旅に出たくなって読んでみました。 魔女の宅急便の作者が贈るお話です。ブラジルに行ってみたい!きっと素敵な出会いがありそう!

2021/11/08

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