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ヨンケイ!!

ヨンケイ!!

ヨンケイ!!

作家
天沢夏月
出版社
ポプラ社
発売日
2021-01-14
ISBN
9784591168868
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「ヨンケイ!!」のおすすめレビュー

チームワーク最悪の高校生が挑む100×4リレー…青春をかけた感動のスポーツ小説

『ヨンケイ!!』(天沢夏月/ポプラ社)

 400メートルリレー、いわゆる四継(ヨンケイ)。「日本のお家芸」などと形容されるが、その難易度はかなり高い。どうして個人の100メートル走では海外勢に圧倒されがちな日本が100メートル×4のリレーで大きな力を発揮するかといえば、バトンパスがスムーズというのが一つの理由だ。スピードを落とさずにいかにバトンの受け渡しをするか。それを極めるには、バトンを渡す側・受け取る側がいかに息を合わせるかが重要となる。何よりも大切なのは、チームワーク。きちっとバトンパスのタイミングが合えば、個々の走力以上の結果を残すことだって可能な競技なのだ。

『ヨンケイ!!』(天沢夏月/ポプラ社)は、そんな400メートルリレーに挑戦することになった4人の男子高校生を描いたスポーツ小説。自然豊かな離島・大島を舞台に、高校生たちが悩み苦しみながら走り続ける。はじめは対立してばかりいたメンバーも、本音でぶつかりあっていくうちに、次第に変化し始める。リレーを通して確実に成長を遂げていく彼らの姿は、まさに青春そのもの。4人のバトンが確かに繋がるとき、…

2021/1/30

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ヨンケイ!! / 感想・レビュー

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みかん🍊

東京の離島大島の高校の陸上部は部員数が少ない、東京から転向生がやって来たことから4継(4×100mリレー)をやろうと顧問から言われる、陸上は個人競技ということで部員たちはあまり仲良くもなく、友情とか信頼とか仲間意識もなかった4人だったが、リレーはその日の走りとかメンタルとかお互いの事が分かっていないといけない競技、それぞれ走りに対する意義とか記録が伸びない失望、嫉妬様々なモヤモヤを抱えたまま試合が始まる、4人の中で変わっていく心境の変化、信頼を得てバトンを繋ぐ、4継を走る事で気づく事、得る物がある。

2021/02/19

ゆみねこ

天沢夏月さん、初読み。大島の高校陸上部、メンバーが4人揃うことは少なく、ヨンケイにエントリー出来るチャンスはまれ。本土からの転入生を迎え顧問からエントリーを告げられるが…。チームワーク最悪の4人それぞれの章で綴られるインターハイへの挑戦。中高と陸上部、ヨンケイ経験者としても熱く挑んだ日々を懐かしく思い出せた良書!お薦めです!

2021/05/17

fwhd8325

青春、スポーツ。これだけで十分です。4×100メートルリレーを描いた物語です。陸上競技の中でもっともエキサイティングな種目かもしれません。そして、この競技がチームプレーであることを気づかせてくれました。臨場感があり、爽やかな作品でした。

2021/04/10

ジュール リブレ

「ヨンケイ」「マイル」陸上用語。懐かしいフレーズ。陸上競技の大会の進行は秒刻みでトラックとフィールドが交互に、軽やかに進み悲喜交々が混ざり合う。最近でこそ厚底シューズが出てきたものの、かつてはカラダだけの体力・筋力勝負。鍛え抜かれた肉体の躍動感に震えたことも。自分では届かない世界を垣間見させてくれた、そんな世界を今になって思い出す懐かしい日々。

2021/04/13

ぶんこ

スポーツ競技では、設備や人員が整っている有名私立高校にはなかなか勝てない公立高校。しかもでこぼこのグラウンドを、4人しかいない部員が毎日整備する伊豆諸島大島の渚台高校陸上部。4人のうち男性は3人。そこに転校してきた男子部員が入部したことで「4継」に挑戦することが叶いました。噛み合わない4人の嫉妬、挫折による無力感などが微妙に交錯しているなか、1年生の2人が、そして2年の転校生脊尾君が雨夜君と、最後に脊尾君と朝月部長がお互いを信頼するようになったことで、関東大会からインターハイまでが見えてくる展開に感動。

2021/06/17

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