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家族の味

家族の味

家族の味

作家
平野レミ
和田誠
出版社
ポプラ社
発売日
2021-03-10
ISBN
9784591169698
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「家族の味」のおすすめレビュー

キッチンから幸せ発信! 平野レミさんエッセイ集には、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まっていた!

『家族の味』(平野レミ:著、和田誠:絵/ポプラ社)

 元々はシャンソン歌手。だけれども、夫のため、子どもたちのため、美味しいものを作りたいと料理を頑張っていたら、気がつけば、料理愛好家としてテレビに出るまでなっていた。その人物とは、平野レミさん。そんな家族思いのレミさんによる『家族の味』(平野レミ:著、和田誠:絵/ポプラ社)は、家族と料理への愛情が詰まった温かなエッセイ集だ。

 29品のオリジナルレシピも掲載されているほか、2019年に亡くなった夫でイラストレーターの和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。読めばなんだか料理がしたくなる。「私もレミさんみたいに、家族のために、もっと美味しい料理を作ってあげたい!」という思いがむくむくと湧き上がってくる一冊なのだ。

きっかけは、和田さんの「ひと目惚れ」

 和田さんはレミさんがシャンソンを歌っている姿をテレビで見て、一目惚れしたそうだ。その姿に魅了された和田さんは、共通の知り合いに頼み込んでレミさんを紹介してもらったのだという。レミさん自身は覚えていないというが、はじめてデートした…

2021/3/11

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家族の味 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

画面から伝わるレミさんのイメージは、ちょっと賑やかだけど裏表のない真っ直ぐな人なんだろうなぁ・・って思っていたら間違いなくそんな人柄が伝わってきました。素敵なご夫婦だったのね。お互いがお互いを尊重して優しくて‥これは愛のエッセイ。和田さんの描いた表紙が、まんまレミさんでほっこりします。夫婦対談も好い!(2人の写真も好いの)レミさん、これからもお元気で楽しく、変わらずにいて欲しいです。読み友さんのレビューに誘われての出会いに感謝です。

2023/08/20

よこたん

“死ぬまでにあと何千回レミのご飯が食べられるかな” 和田さんは、型にはまりきらず楽しげに暴走(ご本人はそうは思っていない)するレミさんが大好きだったんだろうな。エッセイの体裁を取りつつも、これはご主人の和田誠さんへ向けてのラブレターだと思った。私の作るのは、シェフではなくシュフの料理、手抜きではなく手間を省いてより美味しく進化させた料理だと。常に家族やお客さんに、美味しく楽しく食べて欲しいという気持ちがあふれている。うま味調味料に対しての毅然たる態度には驚いた。可笑しかったり、涙ぐんたり、せわしなかった。

2021/07/05

のんぴ

幸せオーラが出てる。ご両親が立派だわ。幼少期よりレミちゃんの興味関心を最大限引き出し追及させる。ご主人にも愛され、お子さんもご活躍で、そのすべてのベースに相手を思うからこそのおいしい家庭料理があったんだなとわかる。その味覚を作ったレミさんのお母さん、すごくお料理上手だったんでしょうね。

2021/05/16

むつこ

レミさん、TVでみるより断然本のほうがイイ。ご主人のイラストもイイ。家族や料理の愛があふれています。

2022/04/17

アコ

〈料理愛好家・平野レミ〉の誕生の経緯、家族の食卓などを描くエッセイ。20以上のオリジナルレシピも収録。/サラッと読める。口述筆記なのかな?かなりラフな文体でレミさんの声で脳内再生。家庭の味へのこだわりが強く、うま味調味料や既製品に手厳しいのは意外。/文章の合間にある夫・和田誠さんのイラストが素敵!/巻末に夫婦対談、著者と清水ミチコ&阿川佐和子の鼎談あり。※鼎談は清水ミチコ著『無礼講で気ままなおしゃべり』収録のもの /シリーズ第二弾『おいしい子育て』も読もうっと。

2022/08/30

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