読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

死にたがりの君に贈る物語

死にたがりの君に贈る物語

死にたがりの君に贈る物語

作家
綾崎隼
出版社
ポプラ社
発売日
2021-05-10
ISBN
9784591170083
amazonで購入する Kindle版を購入する

「死にたがりの君に贈る物語」のおすすめレビュー

“推し”がいる貴方に刺さる! 話題の青春ミステリ『死にたがりの君に贈る物語』の魅力に迫る

【PR】

『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)

 著者自身の根源的な問いを内包する青春ミステリ小説『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)が、SNSで大きな話題を呼んでいる。発売から2週間足らずで二度目の重版がかかるなど、ムーブメントを巻き起こしているが、一体どんな物語なのだろうか?

 綾崎氏といえば、かつて「第16回電撃小説大賞」の選考委員奨励賞を受賞したこともある作家。同作は、そんな彼の記念すべき40冊目の小説だ。物語は全国に熱狂的なファンを持つ謎に包まれた小説家・ミマサカリオリの訃報から始まる。そしてミマサカの熱狂的なファンだった7人の男女は、とある山中の廃校に集まった。ミマサカの小説をなぞりながら生活することで、未完になった作品の結末を探ろうとしたのだ。しかし、そこで絶対に起こるはずのない事件が発生してしまう――。

 発売前から読書家の間で注目を集めていた同作だが、「TikTok」で15万人超のフォロワー数を誇るけんご氏が取り上げたことにより、話題は瞬く間に広がっていった。今ではネット上に、「読むしかない! 明日、買いに行きま…

2021/6/1

全文を読む

『盤上に君はもういない』作者最新作! 小説家、読者、編集者の熱量が伝わってくる痛切な青春ミステリー!

『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)

 あなたにとって、心の底から「生きていてよかった」と感じるのは、どんな瞬間だろう。多くの読書家にとって、それは、とてつもなく面白い物語を読んでいる時であるに違いない。ページをめくる手をとめることもできずに、本の世界に引き込まれる時、この時間が永遠にずっと続けば良いのにとさえ思う。本は人に生きる希望を与えてくれる。「物語の続きを知りたい」というこの思いは、明日への希望そのものではないだろうか。

『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)は、そんな「小説」の力を感じさせる痛切な青春ミステリーだ。作者の綾崎隼氏といえば、恋愛青春ミステリー「花鳥風月」シリーズや、サッカー小説「レッドスワン」シリーズ、女性プロ棋士を目指す2人の天才を描いた『盤上に君はもういない』(KADOKAWA)などの青春小説で知られる。本作は、綾崎氏の40冊目の著作であり、作家生活10周年を終えた綾崎氏が「次の10年に向かうにあたり、どうしても形にしておきたかった物語」なのだという。その言葉の通り、この物語からは強い熱量を感じる。と…

2021/5/19

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

「死にたがりの君に贈る物語」の関連記事

「たった一人の言葉に傷つき、心を病んでしまう」――40作目で描いた“小説家小説”に込めた想いとは?《綾崎隼さんインタビュー》

『死にたがりの君に贈る物語』(綾崎隼/ポプラ社)

 若者に熱狂的に支持されるベストセラー作家の、突然の訃報。ファンの後追い自殺まで起こり、出版社はじめ関係者は窮地に立たされる。やがて、ある山中の廃校に7人のファンが集い、亡き作家の小説世界をなぞる共同生活をしながら、未完に終わった物語の結末を見つけだそうとするが――。

 数々の青春、サッカー、ミステリ小説で知られ、昨年上梓した将棋小説『盤上に君はもういない』(KADOKAWA)で新境地を切り拓いた綾崎隼さん。記念すべき40冊目となる本作『死にたがりの君に贈る物語』(ポプラ社)は、物語をめぐる物語だ。 取材・文=皆川ちか

「“小説家小説”というのは、作家なら誰でもきっと一度は書いてみたい題材だと思います」と綾崎さんは語る。

「前作を出したとき、ベストと言い切れる小説を書けたと思いました。これでもう死んでもいいというくらいの達成感がありました。では次に何を書こうかと考え、10年間の作家生活で良くも悪くも様々なことを経験してきましたし、小説そのものをテーマにした作品に、そろそろ挑戦できるのではないかと考えま…

2021/6/16

全文を読む

関連記事をもっと見る

死にたがりの君に贈る物語 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ウッディ

SNSでの炎上で人気小説シリーズの途中で筆を折った覆面作家・ミマサカリオリの死亡説が流れる。小説の結末を読めないことに絶望した熱狂的ファンの男女7人は、辺境の廃校で、小説と同じような共同生活を始めるが・・。本当の自分を隠す共同生活で彼らが吐く嘘は、不穏な雰囲気を演出していたが、ラストでそれが優しい嘘だったことがわかる。設定も面白く、バラバラだったピースがきれいに収まっていくのも気持ちよかった。ここまで人を惹きつける小説作品に出会ってみたいと思うとともに、架空小説のあとがきにもジーンとした。面白かったです。

2021/10/29

machi☺︎︎゛

大人気の小説「Swallowtail Waltz」の作者ミマサカリオリが最終巻を前に亡くなるというニュースが流れた。そこでSwallowtail Waltzの大ファンがファンサイトから集められ廃校で生活をして物語の結末を探るという提案がなされ7人の男女が集まった。一冊の小説が読者に与える影響力がどれ程のものか、そこに隠された作者や編集者の苦労は想像を絶するものであり、ますます本が好きになった。廃校生活の所は少し長く感じたけどそのおかげで最後の終わり方がより感動するものになった。

2021/07/21

やも

新進気鋭の乗りに乗った作家が亡くなった。未完の話を残して。熱狂的なファン達がその話をなぞり、廃村で共同生活を送り、作者の意図を探ってみることに。果たしてそれは作家への追悼になるのかどうか…。▶帯には【ベストオブけんご大賞受賞】【大大大どんでん返しが待っています】って書かれてる🤔けんごってあの話題になったティックトッカーか!ふーむ、面白かったしイッキ読みしたけど、大大大どんでん返しまではいかないんじゃないかな😁狂気的な一途な青春ミステリーだった。【Swallowtail Waltz】読んでみたい🦋★4

2022/09/20

☆よいこ

覆面作家ミマサカリオリが死んだ。圧倒的人気作品『Suwarouteiru Waltz(スワロウテイル ワルツ)』シリーズはメディアミックスで百万部を売上げ、最終巻が待ちわびられていた。最終巻が読めないと知った16歳の少女は自殺をはかる。コアなファンが小説と同じに、廃村の学校跡に集まり共同生活をおくる企画を立ち上げた。7人の男女は小説を追体験するようにサバイバル生活を始める。しかしそこに、幻の最終巻の原稿が現れる。▽作中小説を美化する言葉に前半うんざりもしたけど、後半の真相解明と希望のある終わり方はよかった

2021/11/06

Ikutan

超人気作品の作者、ミマサカリオリの訃報がSNSで報じられた翌朝、作品に心酔していた16歳の少女がベランダから身を投げた。「続きが読めないのなら生きている意味がない」と。やがて「物語世界を再現して結末を探ってみよう」と会員制サイトを通じて七人のファンが集まり廃校で共同生活を始める。全てが謎だらけの覆面作家。集まった面々にもそれぞれ秘密が。のっけからグッと引き込まれる設定ですね。次々とテンポのいい展開にページを捲る手が止まりません。そしてあとがきに涙腺崩壊。物語の力を強く感じるラスト一行が素晴らしかった。

2022/05/17

感想・レビューをもっと見る