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ライフ (ポプラ文庫 お 12-10)

ライフ (ポプラ文庫 お 12-10)

ライフ (ポプラ文庫 お 12-10)

作家
小野寺史宜
出版社
ポプラ社
発売日
2021-07-06
ISBN
9784591170472
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「ライフ (ポプラ文庫 お 12-10)」のおすすめレビュー

カバーイラストを一新! ほっこりする表紙が目印の文庫版『ライフ』に「生きることを肯定してくれる」と大反響

『ライフ』(小野寺史宜/ポプラ社)

 青年が新たな一歩を踏み出すまでの軌跡を描いた青春小説『ライフ』の文庫版が、2021年7月6日(火)に発売された。文庫版の発売をキッカケに作品に触れた読者からは、「没入感がすごくて蒸し暑さも忘れてしまいます」「淡い人間関係、なんでか共感してしまう」「通勤時間に読みました。淡々とした語りが心地よい」「特別なことが起こらない日常感が最高」と絶賛の声が上がっている。

 同作は、アルバイトを掛け持ちしながらひとり暮らしを続けてきた27歳のフリーター・井川幹太を主人公としたストーリー。これまでアパートで一人気楽に過ごしてきた井川だったが、戸田という親子が引っ越してきたことにより彼の日常は緩やかに変わっていく。望まぬ近所付き合いがはじまると、井川は夫婦喧嘩の仲裁から育児まで、あけっぴろげな隣人から頼りにされるように。戸田と関わっていくうちに井川は自分のなかで押し殺してきたひとつの「願い」に気づいて――。

 単行本が2019年5月に刊行されると、「本屋大賞2019」にノミネートされた同作家の『ひと』と共にメディアから大きな注目を集…

2021/7/14

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ライフ (ポプラ文庫 お 12-10) / 感想・レビュー

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itico

せっかく就職した会社を辞めてしまうのは良くある話だし、その後コンビニでアルバイトの日々を送るのも珍しいとは思わない。27歳の幹太はことさら焦ることもなく、淡々とした毎日を繰り返す。ひょんなことから知り合ったアパートの住民やご近所さんとの笑えるエピソード、しんみりしちゃう瞬間に、この作家さんらしさが出ているかな。人生には寄り道も必要さ、なんて分かったようなことを言ってはみたものの、幹太の未来が見えるような終わり方にほっとした面もある。あまり起伏が無く、多少物足りなかったかな。

2021/09/01

三代目けんこと

『ひと』も良かったが、本書もGOOD!! 現在の希薄な地域社会の中、本書では、すぐそばのいろんな人達との付き合いから、登場人物それぞれに明日への希望が見え、凄く幸せな気持ちになった…。

2021/08/22

ひさか

2019年5月ポプラ社刊。書き下ろし。2021年7月ポプラ文庫化。大学卒業後2年勤めた製パン会社、1年経たずに辞めた家電量販店。今はコンビニのバイトを続ける27歳の幹太が、大学時代から住んでるワンルームマンションの生活で、お隣りや上階の住人、コンビニの同僚、お客さん、喫茶店の店主、母とその再婚相手との関係の中で、確かな人生を作って行く。どうというところのない小野寺さんお得意の話だが、生活から生まれる率直な思いが、面白く楽しかった。

2021/10/05

ぷに丸

大学卒業後に入った会社を辞め、アルバイトをしながら大学のときから住むアパートに住み続けている主人公が、ある出来事から同じアパートに住む住人たちと交流を深めていく様子に心が癒やされました。それぞれの登場人物みんなに名前が与えられ、その人の人生があるという背景が見えてくる展開で自分もその世界にいるような気持ちのまま読了しました。

2021/08/02

こばゆみ

小野寺さんの文体、好きだなー 大きな何かが起こるわけではない、日常を描いた作風に、すごく合ってる。江戸川区平井にあるアパートに暮らす27歳のフリーター・幹太が、隣人との交流を通して改めて自分と向き合うお話。新卒で入社した会社を辞めてしまった人とか、仕事に前向きに取り組めない人とかは特に、何かしら響く気がする。

2021/09/01

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