KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

佐藤愛子の役に立たない人生相談 (ポプラ文庫 さ 10-1)

佐藤愛子の役に立たない人生相談 (ポプラ文庫 さ 10-1)

佐藤愛子の役に立たない人生相談 (ポプラ文庫 さ 10-1)

作家
佐藤愛子
出版社
ポプラ社
発売日
2021-08-05
ISBN
9784591170779
amazonで購入する Kindle版を購入する

「佐藤愛子の役に立たない人生相談 (ポプラ文庫 さ 10-1)」の関連記事

佐藤愛子節が炸裂! 酸いも甘いも噛み分けた“98歳作家”の文庫本は、“人生の教科書”

『佐藤愛子の役に立たない人生相談』(佐藤愛子/ポプラ社)

 恋愛や夫婦関係、キャリアや介護問題など、人生を進めるごとに人が抱える悩みは変化する。両親や恩師に相談することもできるが、歳を重ねていくと相談できる相手がいなくなってくることもあるだろう。何かに躓いたり誰にも相談できなくて心が内側を向いてしまった時、背中をドン!と押してくれる人生の大先輩の言葉を頼ってみてはどうだろうか。

 8月に発売された『佐藤愛子の役に立たない人生相談』(ポプラ社)は、2021年秋で98歳を迎える作家・佐藤愛子が、20~70代の“後輩”たちから相談を受け、叱咤激励していく人生問答集。仕事や恋愛の悩みはもちろん、社会の在り方や家族を題材にした相談も、豊富な人生経験を矛にスパッと吹き飛ばしていく。

 著者の佐藤は、ただ98年間平凡に過ごしてきた女性ではない。二度の結婚と離婚、夫の会社の倒産や借金生活など人生の酸いも甘いも噛み分けたキャリアウーマン。作家としては1969年に『戦いすんで日が暮れて』にて直木賞を受賞して以来、ミリオンセラーを記録した『九十歳。何がめでたい』や『血脈』『…

2021/9/6

全文を読む

関連記事をもっと見る

佐藤愛子の役に立たない人生相談 (ポプラ文庫 さ 10-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

おか

98歳の愛子さんの解答が、いやぁ痛快痛快!!!こんな事 ある意味全くの他人に相談する?!その方が不思議だわ(笑)何で当事者同士で解決しないのかなぁと、この歳になると思えるけど、多分 相談者は藁をも掴む気分なんでしょうね。 多分 今の若い方々は 考え方古すぎる と思うかもしれないけど、人間なんて そうそう変わるもんじゃないと思う今日この頃です(笑)

2022/06/24

Midori Nozawa

友達に貸していただいた本。数時間で読了できた。いろいろなお悩みにスパッと切れ味の良いアドバイスをする愛子氏。読んでいて時々笑い、また他人事という気軽さで楽しく読んでしまった。愛子氏にしてみると、なんとまあ次元の低い悩みでくよくよしているのだろうと思われるのだろう。愛子氏が作家になったいきさつを読み、書くことが好きだったからその道で努力してきた結果読まれる作家になれたことを知った。「可能性」を信じて、努力することがとても大切だと思った。愛子氏の回答から悩みが軽くなったことと私は思う。ボロクソ言われても。

2022/08/15

Gen Kato

相談内容も軽めだし、愛子先生ならこう答えるだろうなあと安心して笑えます。昔からの読者的には、やはり時代は変わってきたな、と考えさせられもします。

2021/09/21

佐藤ゅ

「この相談に佐藤愛子はどう答えるのか!?」出た!!伝家の宝刀「それが何なんですか?」笑!いや~人生相談は佐藤愛子に限るな~(そもそも相談の内容が人生相談なのかどうかも分からないが)読むとすっきりします。お勧めです!

2023/10/29

感想・レビューをもっと見る