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メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談

作家
蓮見恭子
出版社
ポプラ社
発売日
2021-11-10
ISBN
9784591171714
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メディコ・ペンナ 万年筆よろず相談 / 感想・レビュー

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ねこ

少し前に初めて万年筆を買いました。その呟きから、この本を読み友さんから紹介して頂きました。私は左利きで万年筆を使うには少しコツがいるなぁと感じていましたがこの中に答えが有りました、インクは顔料系がお薦めと。購入時に何本も試し書きをしてペン先が硬いタイプを選んでいたので良かったのですが、左利き用の万年筆があるようです。最後に、この中にでてくる偉大な小説家は「物語は頭と紙の間に存在し、その仲介をするのが万年筆なのだ」と言っていました。魔法の万年筆は無いけれど、希望に向かって努力すれは報われる素敵な物語でした。

2022/06/11

おしゃべりメガネ

う~ん、ちょっと帯に煽られた感が否めないかな~。文房具好き必読の一冊なる煽り文句で、しっかりと手にとりましたが、文房具は文房具でもぶっちゃけ万年筆に限った話の展開でちょっとリズムが狂ってしまいました。しかし万年筆とインクに興味関心のある読者さんなら、間違いなくドンピシャでハマりまくると思われます。読みやすく、サクサク進み、アッという間に読了してしまいますが、出てくる人物たちのキャラにちょっと魅力薄が残念だったかなと。人物より万年筆がある意味、主人公的な扱いだったのはこれはこれで面白い試みかなと感じました。

2022/06/27

ゆみねこ

神戸の街角の小さな洋館で営まれる万年筆修理の「メディコ・ペンナ」。年齢不詳、白髪の店主はぶっきらぼうだが万年筆修理の腕は抜群。お客の人生を変えると言うキャッチフレーズに惹かれて店を訪れた就活中の女子大生・砂羽はアルバイトをすることに。店主の万年筆への愛と知識、悩みを抱えるお客との向き合い方、砂羽の成長物語でもあり、お仕事小説としても楽しめた。

2022/02/06

ばう

★★★ 「人生を変えてくれる万年筆」なんて魔法使いじゃあるまいしあるわけないのだ。人生を変えるのはその人自身しかいない。人生を変えたいと願って〈メディコ・ペンナ〉を訪れる様々な人達はそこで何かしらきっかけをもらって自らの人生を切り拓いていきます。就活が上手くいかず焦る砂羽も万年筆屋さんでバイトを始めた事により悩みながらも少しずつ前進していきます。新しい道をようやく見つけた砂羽に店長がかけた言葉は「さあ、自信を持って」。自信を持って前に歩き出せばきっと良い道に出会えるのだ。

2021/11/15

万年筆って、こんなにも人に寄り添ってくれるんだ⁉1本欲しくなりました。万年筆が似合う人間になりたいな

2022/03/12

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