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その本は

その本は

その本は

作家
ヨシタケシンスケ
又吉直樹
出版社
ポプラ社
発売日
2022-07-26
ISBN
9784591174326
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「その本は」のおすすめレビュー

ヨシタケシンスケ×又吉直樹が紡ぐ「その本は」から始まる約50の物語! 感涙必至の『その本は』

『その本は』(ヨシタケシンスケ、又吉直樹/ポプラ社)

 2022年7月13日(水)、芥川賞作家で芸人の又吉直樹氏と、大人気絵本作家ヨシタケシンスケ氏の共著『その本は』(ポプラ社)が刊行されることが決定した。偉大な2人のコラボレーションに、ネット上では早くも「おもしろそう!」「スゴい本になること間違いなしだな…」といった期待の声が続出している。

 本の好きな王様がいた。王様はもう年寄りで、目がほとんど見えない。王様は2人の男を城に呼び、「わしは本が好きだ。今までたくさんの本を読んだ。たいていの本は読んだつもりだ。しかし、目が悪くなり、もう本を読むことができない。でもわしは、本が好きだ。だから、本の話を聞きたいのだ。お前たち、世界中をまわって『めずらしい本』について知っている者を探し出し、その者から、その本についての話を聞いてきてくれ。そしてその本の話をわしに教えてほしいのだ」と願う。旅に出たふたりの男は、たくさんの本の話を持ち帰り、一夜ごと十三夜にわたって王様に語っていく――。

 第1回「こどもの本総選挙」の授賞式で、2人が話していた内容に端を発した今回…

2022/6/10

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 11月6日に開催された「秋の読書推進月間」の一環となるイベントに出演した、芥川賞作家の又吉直樹氏と絵本作家のヨシタケシンスケ氏。2人が2年間打ち合わせを重ねて完成させた奇跡の一冊『その本は』(ポプラ社)は、30万部超えのヒット作となっている。

 【前編】でお伝えした『その本は』の制作秘話に続き、【後編】では2人が愛してやまない“本”にまつわるお話をレポート。普段の本への向き合い方や最近おもしろかった本など、他ではなかなか聞けないトークに注目を。

(取材・文=吉田あき)

紙の束なら何でもいい。読まなくても、作り手の想いを愛でていたい  お題に合わせて対談が進められた今回のイベント。『その本は』制作秘話の後、2人に向けられたのは「本は好きですか? なぜ好きなのですか?」というお題だった。

ヨシタケシンスケ氏(以下、ヨシタケ):こういう仕事ですけど、読書量は大したことないんです。又吉さんが読む担当で、僕が読まない担当。買うのが好きなんですね。外に出る時は本屋に行く時くらいで、散々悩んで選んだ本を「俺、今日はこんな本を選んじゃうんだよね」って顔をしてレジ…

2022/12/11

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「苦手だけど本を読みたい人の“最初の本”になれば」又吉直樹×ヨシタケシンスケ、30万部超のヒット作『その本は』の制作秘話を語る【前編】

 ハッとさせられる物語で純文学を書き続ける芥川賞受賞作家の又吉直樹氏。誰も思いつかないような発想で子どもから大人までを夢中にさせる絵本作家のヨシタケシンスケ氏。タイプは違えど空気感の似た2人が書き上げた奇跡の一冊『その本は』(ポプラ社)が30万部超えのヒット作となっている。

 2人は、11月6日に開催された「秋の読書推進月間」の一環となるイベントに出演。2年かけて完成させたという『その本は』の制作秘話や、2人が愛する“本”との向き合い方などをレポートする。読み終わった頃にはもっと本が読みたくなるはず。

(取材・文=吉田あき)

わりと最初からテーマが決まっていた、みたいな

『その本は』(又吉直樹、ヨシタケシンスケ/ポプラ社)

 又吉氏はヨシタケ作品のファンで、ヨシタケ氏は面白いことを一瞬で考える芸人に憧れがあり、とある児童書イベントで意気投合したという2人。『その本は』を執筆するにあたり、挙がったのは「本を読まない人にも読んでもらえる本」というテーマだったとか。

又吉直樹氏(以下、又吉):最初は対談形式で本を出す、という案もありましたね。

ヨシタケシンスケ氏…

2022/12/10

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その本は / 感想・レビュー

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starbro

又吉 直樹&ヨシタケシンスケ共に新作をコンスタントに読んでいる作家です。二人の初コラボ作品を読みました。著者版、本の「アラビアンナイト」&「夢十夜」と言った感じです。(実際は十三夜)長文は、又吉 直樹、イラストと短文は、ヨシタケシンスケという役割分担でしょうか❓ 抱腹絶倒・感涙必至ではありませんでしたが、本の旅を楽しみました。 https://www.poplar.co.jp/sonohonwa/

2022/07/26

きみたけ

奥さまチョイスの話題の本。芥川賞作家の又吉直樹と大人気絵本作家のヨシタケシンスケによるコラボ作品。第1回こどもの本総選挙授賞式で意気投合し今回の合同作品に結び付いたそうです。ヨシタケシンスケの世界と又吉直樹の世界がシンクロした不思議な一冊。この感覚は読んでみないと分からないかも。

2023/01/22

kou

2人の作家の個性が良く出ており、クスッと笑えるものから、ウルッと涙が零れるものまで幅広い内容だった。オチが良い(笑)。

2022/11/03

ちいこ

お二人のいいところが詰まった素敵な本でした。

2022/08/15

ゆう

とにかく本の装丁が素晴らしい! 半分装丁に惹かれて買ってしまった。何度も見とれてしまうくらいのお気に入り。 そして肝心の本の内容もホロリとしたり笑えたり、イラストも素敵でページを捲るのが楽しかった。 竹内春ちゃんと岬くんの話が凄く良かった。本が大好きな二人が作った物語はやはり心に残る素敵な物語だった

2022/07/30

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