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9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)

作家
樹木希林
内田也哉子
出版社
ポプラ社
発売日
2022-08-10
ISBN
9784591174630
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「9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227)」のおすすめレビュー

樹木希林さんが遺し内田也哉子さんが受け継ぐ、学校に行きたくない子ども達へのメッセージ。『9月1日 母からのバトン』が新書で登場!

『9月1日 母からのバトン』(樹木希林、内田也哉子/ポプラ社)

 樹木希林さんと、彼女の娘である内田也哉子さんの共著『9月1日 母からのバトン』(ポプラ社)が、2022年8月10日(水)に新書となって登場。この機会に、ぜひ同書を手に取ってみてほしい。

 死なないで、死なないで……。今日は、大勢の子どもたちが自殺してしまう日なの――。『9月1日 母からのバトン』は、樹木さんが遺した言葉と、それを受けて内田さんが考え、対話し、その末に紡ぎだした言葉をまとめた一冊。

 9月1日といえば、夏休みが終わり、2学期が始まる日。この日、学校に行きたくないと思い悩む子どもたちが、自ら命を絶ってしまう。樹木さんは生前、不登校の子どもたちと語り合い、その事実を知っていた。

 2018年の9月1日、樹木さんは病室で「どうか、生きて」と繰り返しつぶやいていたという。そんな彼女の言葉は娘に受け継がれ、そしてここに、一冊の本が生み出された。単行本発売時、各界隈で大きな話題を呼んだ同書。

 ネット上には、「大人の固定観念や体系化した考え方を押し付けることなく、これからの新しい世代に柔軟…

2022/8/31

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9月1日 母からのバトン (ポプラ新書 227) / 感想・レビュー

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ふう

斜め読み。ロバート・キャンベルの話が面白かった。

2022/12/19

みーなんきー

内田也哉子さんはさすが樹木希林さんの娘、生まれてこの方一対一で希林さんの感性のシャワーを浴びて生きてきたのだから、一般人とは話すことが違う。鋭い感性で、周りに臆することなく、堂々と発言する力は素晴らしい。本木くんが出会った途端に恋に落ちたのがよくわかる。魅力的な女性です。

2023/05/29

しーふぉ

9月1日が何の日か知っている人どれだけいるんだろう?母から子へ受け継がれる願い。

2023/12/28

どら猫さとっち

本書を知ったのは、小泉今日子さんのSpotifyのポッドキャスト番組「ホントのコイズミさん」。著者のひとり、内田也哉子さんとのトークで、本書に触れて読みたいと思い、購入。樹木希林さんが不登校の子どもたちについて、気にかけたことは知らなかった。今、不登校は社会現象になっている。その頃に本書が登場したのは、救いになるだろう。親や先生といった大人たちに読んで欲しい。

2022/11/13

ちゃみ母

不登校について限定されるようなものではなく、もっと普遍的な話だと思った。以下は覚書。大きな苦しみを抱えたとき、自分は、周囲はどうすればいいのか?許すことで解放される、許せない自分を受け入れる(プロセスである)、底つきの話、感じる力を取り戻す、『海へ来なさい』の歌詞。

2023/07/26

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