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小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス)

小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス)

小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス)

作家
深見真
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784592161011
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新生鷹の団の使徒“グルンベルド”の過去を描く! 『ベルセルク』39巻と同日発売した初のノベライズとは?

『小説ベルセルク 炎竜の騎士』(深見真:著、三浦建太郎:原作/白泉社) 1989年から連載が続くダークファンタジー『ベルセルク』。黒い剣士と恐れられ、身の丈を超える巨大な剣を持つ隻眼の主人公ガッツが、己の肉体に生贄の烙印を刻まれた復讐のため、そして愛する仲間を救うために戦う物語だ。そのストーリーの外伝が今回初めて小説として書き下ろされ、6月23日に『小説ベルセルク 炎竜の騎士』(深見真:著、三浦建太郎:原作/白泉社)として発売された。その主人公は「炎の巨竜」の異名を持つ武人であり、新生鷹の団の幹部であるグルンベルドだ。

グルンベルドがガッツと初めて戦ったのは、魔女のシールケがガッツと旅を共にするきっかけとなったエピソードだった(コミックス26~27巻に所収)。シールケの師である霊樹の館に棲む魔女フローラが、新生鷹の団の戦魔兵に襲われ、館もろとも火を放たれてしまう。そこへ使徒ゾッドらとともに現れたのがグルンベルドだ。ガッツを上回る巨躯を誇り、竜の鎧と盾を身に着けたグルンベルドは「鷹の団の一武人として黒い剣士に一騎撃ちを所望する」とのたまい、戦槌(ウォ…

2017/6/23

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小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー

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Die-Go

人気漫画『BERSERK』の公式ノベライズ。本編があまりにも出ないので、我慢しきれず購入。炎竜と呼ばれるグルンベルドの使徒となる前の経緯を描く。原作の雰囲気を壊さず、尚且つ脇役の人物像を掘り下げているのが好印象。挿し絵を原作者の三浦健太郎先生が描いているのが尚良い。★★★★☆

2020/10/11

眠る山猫屋

ベルセルク外伝。炎竜の騎士グルンベルドが使徒になるまで。本編でもその戦士としての伝説は語られ、先行してガッツ一行にいどみかかった男。まだ人間臭い少年期から語られる。報われない一生だったんだなぁ・・・。そして彼は一番守りたかった人々を〝贄〟に捧げてしまう。贄がどうなるかなんて、知らないものなぁ。ちょっと『うしおととら』のシャガクシャを思い起こさせた。

2017/10/09

Die-Go

新生鷹の団、巨獣組担当の炎の巨竜グルンベルドがなぜに使徒となったのかを悲しい物語と共にエネルギッシュに描く。人の欲望だけでベヘリットは願いを叶えるのではない。悲しみも伴った絶望の中でこそその真価を発揮するのだ。★★★★☆

2022/08/07

活字スキー

【自分がどんなに貴重なものを握っているかも気づかずに握りつぶしちまうんだ】大河バイオレンスファンタジーコミック『ベルセルク』のスピンオフ小説。新生鷹の団でも一際目立つ炎竜グルンベルドを、アニメも手掛けた深見真が「男は殺せ、女は犯せ」の荒ぶる筆致で描く。原作者による挿絵もあり。いい意味で大体予想通りに、ガッツの黄金時代をギュッとまとめたような展開だった。迫力ある戦闘と魅力的な脇役が楽しませてくれたが、既に決められている事とはいえ、グルンベルドの人として最大にして最期の決断があっさりし過ぎたのはちょっと残念。

2017/07/07

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

なかなか本編の雰囲気を壊さない、それでいて原作の奥行きを深める良い小説でした。こういうのなら、どんどん本編が進まない分サブキャラの小説を刊行してもらいたいと思いました。 年一冊のペースで良いので、お願いしますと言いたい

2017/11/27

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