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大奥 (ヤングアニマルコミックス)

大奥 (ヤングアニマルコミックス)

大奥 (ヤングアニマルコミックス)

作家
よしながふみ
出版社
白泉社
発売日
2021-02-26
ISBN
9784592162797
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「大奥 (ヤングアニマルコミックス)」のおすすめレビュー

万里小路有功は福士蒼汰、家光/千恵は堀田真由! 主要キャスト解禁で大きな盛り上がりを見せるドラマ『大奥』

 NHK総合でドラマ化が決定した、累計600万部(紙・電子)の大ヒットマンガ『大奥』。2022年9月8日(木)に出演キャストが発表された。

 男女が逆転した世界の江戸時代を舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題に向き合った、マンガ家・よしながふみの代表作『大奥』。ドラマでは「3代 徳川家光×万里小路有功」編、「5代 徳川綱吉×右衛門佐」編、「8代 徳川吉宗×水野祐之進」編の後に大政奉還までの物語を描いていくという。

 今回発表されたのは、「3代 徳川家光×万里小路有功」編のメインキャスト。まず公家出身の美しき僧・万里小路有功(までのこうじありこと)役には、俳優の福士蒼汰が抜擢された。有功は、春日局により無理やり還俗させられ大奥へ。人としての人生を奪われボロボロに傷ついた千恵といつしか愛し合い、大奥総取締として男性中心の大奥世界を構築する。

 重要な役どころを演じることになった福士は、「今回、有功を演じることができ非常に光栄です。自分の信念を貫き、挫けない。そんな有功の持つ精神的強さを表現できればと思います。流れの早い今の時代だからこそ…

2022/9/15

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よしながふみの傑作“男女逆転”『大奥』がNHK総合でドラマ化決定! 脚本・森下佳子が描く新たな世界観に期待高まる

 累計600万部(紙・電子)の大ヒットマンガ『大奥』のドラマ化が決定。2023年1月からNHK総合で放送開始予定とのことで、ファンから歓喜の声が続出している。

『大奥』は、『西洋骨董洋菓子店』『きのう何食べた?』など数々のヒット作を手掛けてきたマンガ家・よしながふみ氏の代表作の一つ。男女が逆転した世界の江戸時代を舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆に描いていく。

 斬新な設定、鋭い切り口で連載当初から大きな注目を集めていた同作。これまでにも実写映画化、ドラマ化など多くのメディアミックスが行われており、日本国外からも高い評価を得ている。

――江戸幕府の三代将軍・家光の時代、男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。家光も病に倒れ、将軍職は秘密裏に女子へと継がれていく。男子は種馬として大切に育てられ、江戸城大奥までもが希少な男子を囲い、「美人三千人」と称される「男の世界」となってしまう。そして女人禁制の大奥で、様々な事件が巻き起こるのだった。

 今回、脚本を担当するのはドラマ『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城…

2022/8/25

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“男女逆転”歴史マンガがついに完結!『大奥』最終巻に「これが私たちの時代のベルばらです」と絶賛の声

『大奥』19巻(よしながふみ/白泉社)  よしながふみによる男女逆転大河ロマン『大奥』の最終巻が、2021年2月26日(金)に発売。約16年にわたって描かれてきた壮大なストーリーの完結に、「最後までこのシリーズを読んで本当に良かった」「読んでいて何度もうるっときて大変だった」と感動の声が相次いでいる。

 同作の舞台は、男子のみを襲う謎の疫病が流行った江戸時代。男女が逆転した「大奥」を舞台として、史実とフィクションが入り混じった事件が次々と描かれていく。「手塚治虫文化賞」マンガ大賞など、数々の賞に輝いてきた名作だ。

 物語の締めくくりとなる19巻では、安寧と言われた江戸時代がついに終幕。江戸城を明け渡す際に大奥で起こっていた事態、そして江戸城を追われた大奥の面々がその後辿った運命などが描かれている。

 作者の手腕に多くの読者が感嘆したようで、ネット上では「お見事としか言いようのないエンディングだった」「こんなに美しい風呂敷の畳み方があるでしょうか。最後の最後まで素晴らしかったです」「歴史をひねってジェンダーに言及した、これが私たちの時代のベルばらです」「…

2021/3/11

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大奥 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー

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rico

いやもう、天晴れ!としか言えません。「男女入れ替わり大奥」、徳川の幕引きをどう描くのか気になっていましたが、こうきましたか。和宮さん、最高です!あなたはいつも上様と一緒なのですね。長い長い物語の結末は、男も女も関係なく、自らの可能性を切り開いていける時代の到来を予感させます。100年以上経った今でもそうはなっていないけど、でもきっと。もう一つの歴史を懸命に生きた多くの人たちの余韻を、しみじみ噛みしめています。ありがとう。

2021/02/28

星落秋風五丈原

雑誌掲載中に読了。瀧山様すわ自殺?と見せかけてからの展開は同作者がよく使う手。「ジェラールとジャック」の軍が追いかけてきた捕まる?と思わせての最新作書いてアプローチ&「彼は花園で夢を見る」の領主と執事心中?と見せかけての実は腰打っただけとか。

2020/12/30

あきぽん

タイムリーで希望に満ちた最終巻。圧巻の無血開城、西郷の発言が森発言に重なります。そして大奥の男達も隠居はせずに第2の人生を…‼歴史をひねってジェンダーに言及した、これが私たちの時代のベルばらです。

2021/02/27

ichi-papa

ああ、ついに終った・・・。いえ、史実は知っていましたので、どうなっていくかもわかっていたのですが、それでもやっぱり一つの時代の終わりを目の当たりにすると、切なくって寂しくって仕方ありませんでした。でも、この壮大な江戸の「女性たちの時代」を史実に戻していく描き方、お見事でした。この巻は全編切ない気持ちで読みましたが、それでもラストの「津田梅子」さんの登場に新しい時代の到来が予感されて、ちょうど雨上がりの雲間から一筋の光が差してきたように感じました。いいお話だったなあ・・・。

2021/03/13

どあら

妹から借りて読了。ついに完結。宮様の活躍の御蔭で無血開城が出来て良かったです🏯

2021/06/26

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