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ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)

作家
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2021-12-24
ISBN
9784592166917
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「ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)」のおすすめレビュー

楽しい“蝕ランド”ついに出現!カラー原画300点以上「大ベルセルク展~三浦建太郎 画業32年の軌跡~」の全貌

入口では「大ベルセルク展」のために描き下ろされたガッツのキービジュアルがお出迎え

 1989年の連載開始から32年、ついに『ベルセルク』の世界を体感できる「大ベルセルク展~三浦建太郎 画業32年の軌跡~」が東京・池袋のサンシャインシティでスタートした。これまで『ベルセルク』に関する展示などは白泉社の関連イベントのみで、作家や作品単独での開催はなく、原画を目にする機会は編集者をはじめごく一部の限られた人にだけ許されたものであった。また原作者の三浦建太郎先生もメディアへの出演やインタビューを受けることがほとんどなかったため、肉声を聞く機会もほぼなかった。

 それが今回、連載開始から32年にわたる画業を振り返るというコンセプトで開催が決定、企画の段階から三浦先生も関わり、開催を楽しみにされていたという(惜しくも三浦先生は2021年5月6日に逝去されました)。本展は300点を超える原画(カラー原画やモノクロ原稿)を中心に、作品世界を模したジオラマ、フィギュアや武具のレプリカといった立体物など、見る者を圧倒するボリュームで展開される。

 会場へ入ると、最初に…

2021/9/10

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ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー

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ゼロ

「夢を見ていた。満月の夜に幼子になって懐かしい温もりに抱かれるんだ。だが夢から覚めると微かな寂寥感が残るだけ…それもすぐに消える。一筋の涙と共に朝霞の様に」。著者である三浦健太郎氏が2021年にこの世を去ったため、直接ペンを入れたのは、この巻まで。ベルセルクは、大河ドラマのように濃厚で、長い物語であったため、未完になるとは思っていたが、いざ現実を突きつけられると言葉が出ない。遂にエルフヘムに到着し、キャスカの意思が戻り、グリフィスと再開することになり、舞台は揃ったというのに、ここで終わるのか。R.I.P.

2023/07/21

Die-Go

三浦建太郎先生の絶筆。これからの展開が楽しみになるような内容だっただけに、残念でならない。構想が遺されているのなら、アシスタントの方々の力でどうにかならないものか。★★★★★

2021/12/27

眠る山猫屋

素晴らしい巻だった。グリフィスの語る壮大な地政学的世界変成、彼はゴッドハンドではなくなったのか。一方、ガッツは良き仲間たちと平穏な神秘の島での日々。髑髏の騎士との数奇な縁。イシドロも進化(笑)キャスカを取り戻しても、ガッツはまだ救われないのだな。そして謎の少年の正体と涙で、物語は幕を綴じた。三十年か。続きの構想もあるようだが、三浦健太郎の物語を凌駕することは出来ない。グインサーガのように。もちろん遺志を継ぐ人々を応援するけれど、きっとそこにはグリフィスの最後の言葉のような感傷がつきまとうのだろう・・・。

2021/12/24

こも 零細企業営業

ガッツ、キャスカ、グリフィスが揃うか。その後どうなるのだろうか??そこで終わるのか・・・もう永遠に続きは読めない。他の人が創ってもオリジナルは永遠に判らない。切ないな・・・パックとイシドロのアホも、もう見れないのか・・・

2021/12/26

たまきら

キャスカが話してる!ドキドキしながら読み、巻末にしんみり。三浦さんというパワフルな漫画家の渾身の作画を楽しませてもらえるのはここまでかもしれません。…41巻出版時には今後がどうなるかが未定だったんだなあ…。ベルセルクは彼の意志を受け継いだ人々によって再開が決まりました。三浦さんが喜んでるといいな。一読者はうれしく思っています。

2022/08/06

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