紫雲寺家の子供たち 1 (ヤングアニマルコミックス)
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「紫雲寺家の子供たち 1 (ヤングアニマルコミックス)」のおすすめレビュー
ドラマもアニメも絶好調の“かのかり”宮島礼吏最新作は、男女7人“禁断の”同居ラブコメ『紫雲寺家の子供たち』
『紫雲寺家の子供たち』(宮島礼吏:作、雪野れいじ:作画協力/白泉社)
「実は君達は本当のきょうだい ではない」家族がテーブルを囲む中で言われたのがこのセリフ。そこには10代の男女7人がいた。『紫雲寺家の子供たち』(宮島礼吏:作、雪野れいじ:作画協力/白泉社)で描かれるのは家族の情か、それとも禁断の愛か――。
著者は累計1000万部を突破し、2022年に実写ドラマとTVアニメ2期がダブルで製作・放送されている『彼女、お借りします』(講談社)の宮島礼吏氏だ。
少年少女たちの甘く、リアルな心情描写に定評がある宮島氏の最新作とあってファンならずとも期待せずにはいられない。
■きょうだい? 7人が一つ屋根の下! 一代で財を成した紫雲寺家の7人きょうだいは、全員がスポーツ・勉学・そしてルックスの良さを兼ね備えており、学校はもちろん、メディアでもその名が報じられるほどであった。物語は長男・新(あらた)を中心に描かれていく。
まず1話のラストで、父親にいきなり言われたのが、本稿の冒頭のセリフ。彼らは皆、紫雲寺家の養子で、7人のうち双子の2人以外は血が繋がっていな…
2022/8/23
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紫雲寺家の子供たち 1 (ヤングアニマルコミックス) / 感想・レビュー
alleine05
微妙。絵はきれいなんだけど、いまいちヒロインたちがそれほど魅力的と感じなかった。べつに性格的に難ありってわけでもなさそうなんだけどな。あと、実は血縁関係はなかったんですと告げられたとはいえ、家族として育ってきた相手が対象のラブコメってのもどうなのよという気が。まあ、そういう設定で楽しめる作品も普通にあるけど、この作品はどうも上手いこと没入できなかった。
2022/08/27
歩月るな
姉妹もの、なのかな。「良くできた家族」が偽りのものであった、完成されたパズルのピースが徐々に零れ落ちていく感情の「ゆらぎ」――禁断の愛を描く、を謳っているけれど、生物学上の恋愛感情を幻想と切り捨てる事を主題にはしている。「その気」にさせなきゃラブコメも始まらない。意図があるか解らないけれど「死に向かう」ような空気を感じる。気のせいかもしれないけれど、13巻かけて決着させると言うからには、多分、王道からズラして来るだろうと思う。それにしても制作体制サム8みたいな事してるので、普通の漫画家では無いんだなぁ。
2022/07/17
kanon
定番だけど、面白い。13巻で完結すると宣言しているのも良い。絶対に終わって欲しい。
2022/07/18
ほたる
なるほどそういうラブコメか。またしても120通りの並べ方があるわけだな。全13巻で完結ということできっちり話数で区切っていくような感じがしている。ヒロインの順列問題は1巻だけではまだ判断できないけれど、とりあえず12534にしておく。ここからどう変わるか。
2022/07/15
leo18
相変わらずヒロインは個性的でかわいいが、こちらの主人公はどうか。全13巻は結構あるな。
2022/07/25
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