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まほうのおうち 1 (花とゆめコミックススペシャル)

まほうのおうち 1 (花とゆめコミックススペシャル)

まほうのおうち 1 (花とゆめコミックススペシャル)

作家
高尾滋
出版社
白泉社
発売日
2022-11-18
ISBN
9784592228967
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「まほうのおうち 1 (花とゆめコミックススペシャル)」のおすすめレビュー

王道の青春ストーリーから中世騎士とのロマンスまで……白泉社発のBLでさまざまな愛に溺れよう!

 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年2月号からの転載です。

 “底なしのBL”を感じるなら、白泉社のマンガは外せない! 不思議な“魔法”にかかったカップルのスローライフ、中世騎士とのタイムスリップラブ、性欲旺盛な大学生と世話好きイケメンの甘エロ同居、江の島を舞台にした青春ピュアストーリーと、4作品をピックアップ!

文:野本由起

 少女マンガから青年マンガまで、ジャンルを問わず名作を生み出し続けている白泉社。近年はBLマンガにも力を入れ、BL専門Webマガジン『BLaLa』『花丸漫画』『Trifle(トライフル) by 花とゆめ』を刊行するほか、総合エンタメアプリ『マンガPark』でも複数のオリジナルBLマンガを配信している。そのラインナップは、切ない青春ものから極甘エロ、ユニークな変わり種まで、まさに“底なし”。今回は、その中から珠玉の4作品を紹介しよう。

 はじめに紹介する2タイトルは、どちらも少女マンガ界のヒットメーカーによる初のBL作品。『ゴールデン・デイズ』『ディア マイン』などを手掛けた高尾滋さんが描くのは、『まほうのおうち』。亡き…

2024/1/12

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主人公と待ち人の再会が待ち遠しい! 昭和初期のレトロな東京を描く『曙橋三叉路白鳳喫茶室にて』2巻と作者初のBL作品に注目!

『曙橋三叉路白鳳喫茶室にて』2巻(高尾滋/白泉社)

 2022年1月に第1巻が発売され、多くのファンを虜にしてきた『曙橋三叉路白鳳喫茶室にて』(高尾滋/白泉社)。先日11月18日、本作品の第2巻が発売された。

 昭和初期の東京市が舞台となっている本作の主人公は、毎週金曜日に喫茶室「白鳳堂」で大切な人を待ち続けている男子学生・藤田金蓉(ふじた きんよう)。しかし金蓉の待ち人が現れたことはなく、そのミステリアスで儚げな彼を気にした誰かが声をかけ、相談を持ち掛けたことから、気づけば「不思議とお困り事を上手に解決するんだよ」と噂されるようになり、白鳳堂の人気者になっていた。

 そんな金蓉が待ち続けているのは、幼い頃ともに過ごしていた兄のような存在の青年・クロード。英国人駐在官一家の息子だったクロードとは家族ぐるみの付き合いがあり、金蓉も度々母親に連れられて屋敷へと足を運んでいた。お互い第一印象こそ良くなかったものの、次第に意気投合し、2人は仲良くなっていった。

 だが大正十二年九月一日、金蓉の生活は一変する。関東大震災だ。この震災で関東のあちこちが焦土と化し、…

2022/12/9

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まほうのおうち 1 (花とゆめコミックススペシャル) / 感想・レビュー

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RIN

休職中の編集者・碧唯と仕事相手でドールハウス作家の弧帆。郊外の一軒家に暮らす二人の穏やかでとても不思議な生活。小さな碧唯が発見する大きな世界と大きな弧帆が慈しむ小さな世界。格好いいとか可愛いとか、何となくこの二人を簡単な感想には纏めたく無くてただ、好きな人と素敵なものを素敵だねと共有できる奇跡を、泣きたくなる程美しいもののように思うのです。作られた玄関には多国籍な暮らし。目の前の玄関には並べられた二人分の靴。ぼくの日常を楽しく彩るきみへ、どうかぼくと一緒に居てよ。この愛しい日々が、ずっと終わらないように。

2024/02/04

みやび@夜649

電子。すでに付き合っている二人の同棲生活。アオイには昼間小さくなってしまうという秘密付きで、ほんわか面白い。小さいアオイかわいい~。高尾さんの一般作品読んだことなかったけど、この作品良かったので読んでみたくなった。

2022/12/04

耳クソ

日曜日の夜にはたいてい、前世で私はいったいどのような悪行をしたんだと毎週苦しみのなかでのたうちまわるが、そのすさんだ日曜日の夜に読んだ漫画が、前世でいったいどのような善行をすればこんな幸せが待っているんだという内容であることに、不快にならないどころかむしろこっちまで幸福な気分になってくるのだった。「辛さは人間の手に負えないから でも疲れならオレが癒してあげるよ」──人間、目指すべきは本来こっちだよね。マジで。

2024/01/29

しましまこ

まさかのBLファンタジー!長閑なベッドタウンの古い一軒家に暮らす2人と素敵なにゃんこさま。ファンタジー部分はぜひぜひ読んで確認してね~。

2022/11/21

駒場

俺たちの高尾滋がBLに帰ってきた!という感じの漫画。とはいえ既にくっついてる男二人が、都心まで電車で一時間の埼玉のプチ田舎で共同生活をするのがメイン。片割れが日中はネコより小さくなってしまうという日常ファンタジーで、自家製梅酒飲んだり、庭?でキャンプしたりと楽しそうである。私の独身貴族の女性の先輩が「都心から電車で2時間以内の千葉の田舎でヤギと犬と暮らす」ことを目標にしているそうなのだが、そういうのが良い暮らしということなのかもな……とこの漫画読んでて思いました

2022/12/10

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