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おすしが ふくを かいにきた (MOEのえほん)

おすしが ふくを かいにきた (MOEのえほん)

おすしが ふくを かいにきた (MOEのえほん)

作家
田中達也
出版社
白泉社
発売日
2022-10-03
ISBN
9784592763123
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「おすしが ふくを かいにきた (MOEのえほん)」のおすすめレビュー

おすしが、アイスが、ソーセージが、おかいものにやってきた!ミニチュア作家・田中達也の最新絵本作品

『おすしがふくをかいにきた』(田中達也/白泉社)

 すみずみまで楽しい写真絵本が刊行された! その名も、『おすしがふくをかいにきた』(田中達也/白泉社)。ミニチュア写真家・見立て作家、田中達也さんによる絵本作品だ。田中さんといえば、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニング映像や書籍の装画でも知られ、Instagramのフォロワー数は360万人超。日常にあるものをミニチュアの視点で捉えたユニークな世界は多くの人を虜にしているが、この絵本作品も読む人の心をワクワクさせてくれる1冊だ。

 表紙からして、すでに楽しい。お皿や醤油さしのビルを闊歩するマグロのおすし。おすしは買い物に出かけている。ハンガーにかけられているのは、色とりどりのすしネタ!? なるほど、すしネタを服に見立てると、こんな世界が広がるのか! エビやイカの服に、いくらのネックレス。「サーモンにします?」「おもいきって トロにしようかな?」…。ミニチュアの視点に立つと、見慣れているはずのものが別のものに見えてくるから不思議だ。サングラス姿のおすしの姿がなんとも可愛らしいし、そんなおすしに…

2022/11/12

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 最初に、この大賞を主催する白泉社より、菅原弘文代表取締役社長から祝辞がありました。

〈白泉社 菅原弘文代表取締役社長の祝辞〉 「能登半島地震で被災された方々、油断できない状況は続いておりますが、皆さんが1日でも早く健やかな日々を過ごせることを祈っております。時には絵本で心のコリをほぐしていただくのも良いと思います。受賞された皆様、心よりお祝い申し上げます」

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朝寒くてなかなか起きられないときは『めざましくん』に起こしてもらいましょう。掃除が億劫になってしまうときは『そうじきの なかの ボンボン』のボンボンとボンボンパパを思い出すと、片付けるのが楽しくなりますよ。寒い外にずっといて、風邪をひいてしまったときは『キツネザルのあったかいセーター』が欲しくなることでしょう。実は連休が多いのも2月の特徴。連休の旅行を計画しているお家は『おすしが あるひ たびにでた』を参考にすると、面白い旅ができるかも。お出かけのお供にはぜひ『アンパンマンはじめてずかん のりもの』と『いない いない ぶー』を。いろいろな乗り物を見て楽しめば、長い移動時間もあっという間に過ぎていきます。世界に目を向けてみたいなら、イランから生まれた平和の絵本『きみはぼうけんか』がおすすめです。

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2024/2/8

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おすしが ふくを かいにきた (MOEのえほん) / 感想・レビュー

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しんごろ

まあ、よくこれだけ思いつきますね。発想がが素敵すぎる。さすが田中達也さんです。確かに、お寿司が服を買いにきました。他の物も買いにきたりしてました。ほのぼのしますね。ラストのページ、偶然ではありますが、クリスマスイブに読めたことに感謝かな。

2022/12/24

starbro

以前から気になっていたミニチュア写真家田中 達也の最新作を読みました。 おすしだけかと思いきや、子供も大人も楽しめるシュールな絵本です🍣🍦🥟✏🌭🍰 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000893.000046848.html

2022/10/10

良いです。こういう絵本好きです。お寿司が服を買いに行く、いちごがベッドを買いに行く、箱が着付けに行く、ソーセージが車を買いに行く。どれも美味しそうだし楽しそう。鉛筆も散髪に行ってた。

2022/10/22

アキ

ミニチュア写真家田中達也の最新絵本。発想とユーモアとかわいさがあふれている。おすしが服屋に来て、サーモンやトロを試着して、やっぱりいつものタマゴにしたって!アイスが帽子を買いに来て、人気の抹茶をすすめられ、ミックスでクールに決めてみた!えんぴつがカットにやってきた。思い切って、赤に染めてみた!最後にイチゴがベットを買いに来た。どんなベッドかは読んでのお楽しみ。instagramフォロワー360万人も納得です。https://www.instagram.com/tanaka_tatsuya/?hl=ja

2022/10/06

七草

おすしのふくがすしのネタで、精巧に作られたミニチュアで、かわいらしく微笑ましい。手が込んでいて鮮やかで美しく、おいしそうだった。食べたくなった。いろいろな食べ物がきれいにできていてリアルで感心した。よく見ると、犬を探しているような怪しいお爺さんがいる。当の犬は売り物のリボンの上に乗ったり、引っ張り出したりと、勝手気ままで笑える。細部までストーリーが練られていて、本当に凝っていた。驚いた!

2024/04/07

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