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泣けない竜は愛を捧げる (花丸単行本)

泣けない竜は愛を捧げる (花丸単行本)

泣けない竜は愛を捧げる (花丸単行本)

作家
葵居ゆゆ
yoco
出版社
白泉社
発売日
2022-06-03
ISBN
9784592862796
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「泣けない竜は愛を捧げる (花丸単行本)」のおすすめレビュー

復讐と贖罪が交錯する義賊と竜の純愛ファンタジー! 葵居ゆゆ『泣けない竜は愛を捧げる』

『泣けない竜は愛を捧げる』(葵居ゆゆ/白泉社)

 繊細な心理描写と濃厚なエロスに定評のある、BL作家の葵居ゆゆ氏。最新作の『泣けない竜は愛を捧げる』(白泉社)は、竜族最後の生き残りである孤独な王子と、竜に家族を殺されて復讐の炎を燃やす義賊のロマンスを描く、切なくピュアな純愛ファンタジーだ。

 宝石を豊富に産出することで知られているガーネリア国。かつてこの国では宝石を護る者として、竜族は畏怖と信仰の対象だった。だが宝石を食料として奪い、人間を攫って番いとする竜は、今は災厄をもたらす生き物として忌み嫌われている。竜族の王子ルートヴィヒは、山の中の洞窟で身を隠すように暮らし、両親が残した宝石を糧に一人きりで生きていた。

 そんな彼のもとに、王の命を受けた義賊のエリックが訪れる。ガーネリアでは竜の襲撃騒動が起きており、この事件の背後にうごめく神官の悪行を暴くために、王は竜族を内密に保護しようとしていた。ルートヴィヒは一目でエリックに惹かれ、彼と仲良くしたいと願う。だがエリックは家族を殺した竜族を憎み、ルートヴィヒに剣を突き付けるのだった。

 15年前の竜の襲撃…

2022/6/30

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泣けない竜は愛を捧げる (花丸単行本) / 感想・レビュー

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フキノトウ

皆に忌み嫌われる竜の末裔ルートヴィヒ。初めて流した涙の理由までもが綺麗。綺麗すぎて合わなかった。

2023/10/04

Yana.A

受けさん ルートの献身と攻めさん エリックが心を開いていく姿がとても愛おしく、うつくしい作品でした。yocoさんのイラストと相まっておとぎ話のような雰囲気も素敵です。 忌み嫌われていた竜という存在がルートによって、愛され大切に想われる存在に変わってゆく様子に心が温かくなりました。 あとルートがとんでもなくえちです。かわいい...逆鱗に触れられたときのようすといったらもう、こちらも悶えまくりです。エリックさんも雄な感じがとてもよいです。ふたりがずっと幸せに暮らせますように。

2022/06/05

stmy

エリックが情の厚い人でした。普通だったら闇落ちしそうな感じだけど、義賊だけどちゃんとした人物だった!とても良い作品でした!

2023/10/03

ゆー

yoco先生のイラストがピッタリな物語。ルートヴィヒが純真無垢すぎて心配になるけど、エリックがいるから大丈夫でしょう。SSでピピが登場しなかったのは少し寂しかった。ルートの幸福の涙は素敵でした。

2024/01/26

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