笑う大天使 第2巻 (白泉社文庫)

雪紫

再読。やはり何度読んでも面白い。猫がバレればみなさん気安い(完全にロレンス先生友達感覚になってる)。「オペラ座の怪人」はやっぱり名作だわ・・・シリアス、ギャグ、すべてが詰まってる。

2021/05/04

アマニョッキ

高校生編のクライマックスと、三人の後日談を描いた短編が各種。ちょっぴりトボけたりオドケたりしながらも、やってることはモロ少女漫画！そのブレンド具合が絶妙なので、少女漫画を読んでいてたまに感じる「気恥ずかしさ」が一切ないのがすごい。川原泉先生、素晴らしい！30年も前に描かれた作品とは思えない瑞々しさがありますよ。他の作品も読んでみたいー。

2017/09/05

ぐうぐう

「ヘンゼルとグレーテル」の話を説明するにあたって川原泉は、「むかしむかし、あるところに」と始めればいいところを「まだアメリカ・ドルも日本・円も存在せず ドイツ・マルクも今のよーに強くなく ドイツ全体がなんとなーく貧乏だった頃のお話です」と語り出すのだから、たまらない。この作品の好感は、もちろん川原泉の才能の賜物だけれど、この時代の少女漫画が持つ好感でもあるように感じられた。調べてみると、『笑う大天使』が連載されたのは1986年から翌年の「花とゆめ」だったらしく、（つづく）

2022/10/09

せ〜ちゃん

★★★★★ 花とゆめコミックス全3巻の同タイトル作品を全2巻に再録した文庫版♡ 完結。 収録作品→【笑う大天使】【空色の革命】【オペラ座の怪人】【夢だっていいじゃない】…事件解決の後の短編では、ちょっとロマンス的な(あくまで「的な」であるが)展開となっている♪ 兄妹出演の司城史緒だけは恋愛ではないかも知れないが…ずっと2人で独身らしいので、究極の兄妹愛だな♡

2017/08/13

neimu

後日談に泣かされた。とにかく、映画化なんかしないで欲しかった作品の1つ。（アニメ化も・・・うーん） お嬢様学校で浮いていた3人の来し方行く末編。