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妖鬼妃伝 美内すずえ傑作選1 (白泉社文庫)

妖鬼妃伝 美内すずえ傑作選1 (白泉社文庫)

妖鬼妃伝 美内すずえ傑作選1 (白泉社文庫)

作家
美内すずえ
出版社
白泉社
発売日
1995-12-15
ISBN
9784592883616
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「妖鬼妃伝 美内すずえ傑作選1 (白泉社文庫)」のおすすめレビュー

『ガラスの仮面』の美内すずえはホラーもすごい! 夏に読みたい、身の毛もよだつ傑作ホラー3選

『ガラスの仮面』(美内すずえ/白泉社)

※この記事にはネタバレが含まれます。ご了承の上、お読みください。

 漫画家・美内すずえ先生といえば、もちろん代表作は『ガラスの仮面』。1976年に連載が始まり今年でなんと46年目。紅天女をめぐる北島マヤと姫川亜弓の演技バトルは、今なお決着がついていません。

 現時点では、2012年に発売された49巻を最後に連載はストップしていますが、読者のみなさんは、いつかきっと続きが読めると信じ、1巻から49巻までを繰り返し読んでいることでしょう。読み返すたびに、新たな発見があるのが“ガラかめ”の魅力のひとつです。

 しかし、美内先生の傑作は、なにもガラかめだけではありません。優れたホラー・サスペンス作品も数多く発表しています。

 主に1970年代に発表されたそれらの作品は、ガラかめほどの知名度こそないものの、壮大なストーリー展開はまるで映画のよう。最近の少女漫画では、まずお目にかかれないテイストの作品ばかりです。

 というわけで、夏にぴったりの美内すずえ傑作ホラー作品を紹介したいと思います。

※以下よりネタバレが含まれます。

寄宿…

2022/7/7

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妖鬼妃伝 美内すずえ傑作選1 (白泉社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「美内すずえ傑作選」第一巻。表題作と「白いか影法師」「みどりの炎」の三編が収録。三編ともにとにかく怖い。美内先生って演劇のスポ根もののイメージ強いけど、ホラーが一番の得意分野なんではないかと思う。「妖鬼妃伝」人形が出て来ると怖いなぁ。あと、地下鉄や夜のデパートのシーンも怖いよね!他二編も怖い!そう言えば、当時わたなべまさこ先生の漫画も読んで怖かった覚えが…。色々思い出すなぁ…。

2022/02/13

しゅわ

レビュー寄付で一念発起!怒涛の週末読み溜め…番外編。『ガラスの仮面』で有名な美内すずえ先生の初期の傑作選…というマニアックなチョイスに、だれも読んでないだろう!?と思ったら、けっこう登録している方がいらしてビックリ!こちらはデパートを舞台にしたホラー作品『妖鬼妃伝』転校生に起こった奇妙な出来事『白い影法師』砂漠の町に住む人々の物語『みどりの炎』 正直、トラウマになりそうなくらいコワイです。特に日本人形(涙) これが少女漫画雑誌に普通に載っていたんだから、昭和ってスゴいなぁ~とシミジミ。

2014/06/14

たまきら

いや、これは今は読んでないんですが、(子供の頃あの話にクラスのみんなが震え上がったんだよなあ・・・)と一生懸命思い出そうとしたらさすがネットは違う。同じ疑問を抱えている人と回答をお持ちの人がいるんですねえ!ひさびさにPC上で見て「そう、ここがこわかったんだよ!」

2017/08/28

KAKO

美内先生のホラーはとにかく面白怖かった。別マでは和田先生とお二人の作品を、いつも楽しみにしていた。何度再読したかわからないが、大人になっても時々思い出して読んでいる。この中の3作品は別マではないが、「妖鬼姫伝」トラウマ作品として有名な「白い影法師」、「みどりの炎」、どれをとっても謎は深まり、盛り上がり、最後、主人公は助かってほっとするという展開で子供心を鷲掴みされた。処分できない本。

2022/04/06

Yoko Yamaguchi

エッチな本も子どもによませられないけど、この本もまた小学生の娘達の目に触れないところに置いとかなければいけない一冊。たしか、雑誌か何かでものすごく怖い!と紹介されてたので、ブックオフでお買い上げ。地下鉄のくらいぶぶんから人形が出てくるところが特に怖かった。

2013/04/25

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