KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

空想科学日本昔話読本

空想科学日本昔話読本

空想科学日本昔話読本

作家
柳田理科雄
出版社
扶桑社
発売日
2006-05-01
ISBN
9784594051495
amazonで購入する

空想科学日本昔話読本 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

星群

空想科学研究所主任研究員の柳田氏が、いくつかの昔話を科学的に検証している。2、3取り上げてみると、舌切り雀では雀とお婆さんは、妻VS愛人なみの愛憎劇を繰り広げていたこと。桃太郎のお婆さんは、とてつもなく怪力だったこと。そして、涙なくして語れないのは猿蟹合戦。あの敵討ちには、大勢の犠牲のもとで成功した、ということなのだ。…こういう見方も興味深いけど、やっぱり昔話は昔話のままでいいかな、と思う私なのだ。

2012/02/11

8-nosu

中学生の頃に空想法律読本は読んだことがありました。今回は日本昔話を科学的視点で検証していく内容。いやぁ、面白かったです!桃太郎が産まれる時に何故桃と一緒に切られなかったのか、一寸法師にはその身長からは想像もつかない驚異的な体力があった…など誰もが疑問に思うところを一生懸命に検証した結果が詰まっています。途中、理科雄先生の妄想が炸裂し、科学が関係なくなるところも面白い!

2016/08/07

水生クレイモア

考察しようとするポイントが相変わらず面白いえ

2011/09/28

χ

浦島太郎が釣竿を持って竜宮城に行くのは確かに無謀であった。魚たちの敵であることを知らしめてる。目の付け所が違う。玉手箱の煙は空気中の水蒸気、要するに霧。海底で圧縮された空気が膨張し温度が氷点下まで下がった結果。竜宮城はキャバレーで箱の中には請求書が入ってた、その額は途方もなく、白髪が生えてもおかしくない(それでも毛先まで全部真っ白にはならないけど)、鴨とり権兵衛で坊主の目から火が出たわけでなく万一に備えてかぶってた兜同士がぶつかって火花が出た、などなかなか説得力もある面白い考察が多くてよかった

2017/10/15

ぶれんだ

昔話って、名場面は覚えているけど結末とか細かい設定を忘れてることが意外に多いと気付かされた。この本は、昔話のストーリーを復習しつつ、話の所々を現代の科学と照らし合わせて分析しているから面白い♪作者が茶目っ気たっぷりにノリノリで書いてる感じにツッコミつつ、楽しく読ませて頂きました☆

2010/06/21

感想・レビューをもっと見る