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適応力 (扶桑社文庫)

適応力 (扶桑社文庫)

適応力 (扶桑社文庫)

作家
羽生善治
出版社
扶桑社
発売日
2015-08-02
ISBN
9784594073169
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適応力 (扶桑社文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

不惑をむかえた羽生さん。私が同じ年齢になったとき、同じくらい語れる言葉を持ち合わせているだろうか? そう思ってしまうほど、棋士としてのひとことひとことは決然としており、美しい。

2015/10/04

太田青磁

直感はあまりにも短いので邪念の入る余地がまったくない・相手の立場に立って、相手の価値観に沿って考えるのがもっとも正確な読み・段階的に規則的に休む・集中しているときには遮ってはいけない・簡単に考えるということは無駄を削ぎ落とすこと・気分を変える意味でも新しい練習方法をトライしてみる・ストレス発散は、肉体的には負担をかける・体感することによって初めて理解することができる・勝負と美学が共存できるかは難しいテーマ・上達していくことは自分の中で不確定要素を上手に消していくこと・意識的に、意図的にアクセルを踏む

2016/05/24

そり

自然流とでもいうか。偏りなくフラットにみえる姿勢。理知的な思考をされる羽生さんが好きだ。▼「無理にプラス思考を続けていくのは明らかにマイナス思考です」そして、他力でお祭りなど活気のある場所を探してみてはどうかと。それは昔の人々の知恵であると。など、知識をえて、経験をえての、トライアンドエラーから丁寧に考えをめぐらし、一応の結論を羽生さんは出された。その言葉は、普遍性と実践的なかたちを獲得されたのではないかと思う。孫子らを読むように、自分の状況と照らしあわせて読んだ。あれらに引けを取るものではないと感じた。

2015/08/11

UC

積みから読了。最近羽生善治に興味が出て来ました。とある対局をメディアで見て、思わず魅入ってしまったのがきっかけです。読んでいるとちゃんとした勝負事をはじめ、様々な場面で構想や読みをしっかり取り入れていきたいと思うようになります。自分が今までに実践してなかったことがまだまだあったのだなと。加えて、こういう自己啓発本を読んでの個人的な心構えになるのですが、羽生さんの言うことが「必ず正解である」と決めつけずにいきたいと思います。まずは「実践して、検証してみる」という心意気でやっていきたいものです。

2017/01/15

マル

脳科学者の池谷裕二さんが「羽生さんの言葉には、たとえ些細なことでも、普遍性と根源性を秘めています」と推薦文を寄せております!確かにその通りで、羽生さんの「無理にプラス思考を続けていくのは明らかにマイナス思考」や「『マイナス思考をするのはマイナス思考』と考えるのがマイナス思考なのではないか」という言葉に触れて、ひとりで勝手に「そうそう、そうっすよねぇ!!」と頷いてしまいました。羽生さんの話す言葉にも将棋の指し手に劣らないくらいの“マジック”が込められていると自分は感じました。羽生さんは世阿弥の

2016/04/08

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