夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)
「夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版)」のおすすめレビュー
カラダの相性? 気持ちの問題? 人に相談しづらい「セックス」の悩みを解決する赤裸々セックス解体新書4選!
気にはなるけど、人に聞きづらい・相談しづらいのが「セックス」の悩み。自分は、自分たちのセックスは普通なのか? それとも、人とは違うのだろうか。きっと多くの人がそう思いながらも、その悩みを誰に話すこともできずに悶々と過ごしているのではないだろうか。今回は、そんなセックスのお悩みを少しでも解決に導くべく、セックスをテーマとして赤裸々に綴られている作品をまとめてみた。
▼「男性器」でもなく「ちんちん」でもない。"おとちん"著者インタビュー 『夫のちんぽが入らない』(こだま/扶桑社)
ごく普通の主婦・こだまさんが初め書いた作品が『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)。夫の、ちんぽが、入らない、ということを文字通り嘆く実話をもとにした私小説である。よくある倦怠によるセックスレスというわけではなく、本当に物理的にも精神的にも“入らない”こだまさん夫婦の日常を描いた作品。過去にダ・ヴィンチニュースは、こだまさんにインタビューを行った。「ちんぽ」という言葉の持つ意味・このテーマで書こうと思ったきっかけ・同じ悩みを抱えている人に伝えたいこと…作品内容と同じく…
2018/1/7
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『夫のちんぽが入らない』ドラマ化続報に大反響! 石橋菜津美と中村蒼のW主演
こだまの小説『夫のちんぽが入らない』が、石橋菜津美と中村蒼のW主演で連続ドラマ化されることが決定した。原作ファンからは、「実写は無理かと思ってたからドラマ化が待ち遠しい!」と期待の声が上がっている。
同作は、2014年5月に開催した「文学フリマ」で発売された同人誌『なし水』に収録されていた短編小説。夫と交際してから約20年が経過しても“繋がることができない”妻の“実話”を綴った作品だ。2017年1月には加筆修正され書籍化し、発売1カ月で13万部の売り上げを突破。また「Yahoo! 検索大賞2017」では小説部門賞を受賞して、現在は漫画版の連載が開始されている。
主人公の主婦・久美子役には石橋が抜擢され、夫・研一を中村が演じることに。中村は同作について、「まずタイトルに衝撃を受けましたが中身はさらに違った衝撃を受ける作品でした。言葉にすると軽くなってしまいそうですが、筆者のこれまでの苦悩を考えるととても辛い気持ちになりました」とコメント。
主演が決まったことに対しては、「台本を読んでまず普通ってなんだろうと思いました。自分が普通だと思う感覚…
2018/7/7
全文を読む『夫のちんぽが入らない』コミカライズ続報発表に「楽しみすぎる!」と期待の声続出
『夫のちんぽが入らない』(こだま/扶桑社)
衝撃的なタイトルで話題を呼んだ『夫のちんぽが入らない』のコミカライズ続報が、2018年5月7日(月)発売の『ヤングマガジン』23号で発表された。読者からは「ゴトウ先生の漫画版楽しみすぎる!」と期待の声が続出している。
同作は、作者であるこだまが実体験をもとに書いた私小説。同人誌『なし水』に寄稿された短編が話題を呼び、大幅な加筆を加えた単行本として2017年に発売された。物語は同じ大学に通う青年と付き合い始めた“私”の視点で語られ、初めての夜に彼の性器が全く入らないことが発覚。それでも精神的に強く結ばれた2人は夫婦となり、「いつか入る」と願い続けながら2人きりの人生を歩んでいく―。
コミカライズ版は5月21日(月)発売の『ヤングマガジン』25号から始まり、作画はゴトウユキコが手がける。ゴトウは中学生の生々しい思春期を描いた『R-中学生』でデビューした漫画家で、『ウシハル』や『きらめきのがおか』などの作品を手がけてきた。Webマガジン「ぽこぽこ」で連載されていた『水色の部屋』では、母に対して屈折した愛情を…
2018/5/13
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夫のちんぽが入らない(扶桑社単行本版) / 感想・レビュー
starbro
話題になってから、図書館に予約したのでようやく読めました。発売されてから1年のため、新作ハンターとしてはギリギリです。タイトルのインパクトが強いですが、読み易い私小説的恋愛教師小説でした。文章は悪くないので、次回作も期待です。世の中にこういう症状の人はどの位の割合で存在するのでしょうか?
2018/01/12
鉄之助
エロい本かと思って、読み始めたら大違い。極めて真面目な、夫婦の生き方、教育問題、心が壊れる人々の実態…などなど、鋭くえぐった作品だった。「どん底」を持っているだけで、私は強い気持ちになれる。この言葉は、私に対する大いなるエールと受け取れた。このタイトルで出版することに著者は大いに迷ったそうだが、編集者の「このタイトルが良いんです。最高のチンポにしましょう」との心意気に押され上梓。この編集者・扶桑社の高石智一氏にファインプレイ賞を贈りたい。
2018/10/21
ミカママ
旬の作品は旬のうちに。「ちんぽが入らない」のフレーズが枕詞のように使われていることに辟易しながらも、文章の上手さにのっかって一気読みでした。夫婦の形はひとつではない。大切な彼が「批判にさらされたとしても、私だけは味方でいよう」が、作品の全てを語っているように思います。
2017/02/19
菅原孝標女@ナイスありがとうございます
「…な、なんじゃこりゃ」読み終わって思わず口にした言葉がこれだった。どうか、タイトルで敬遠しないでほしい。もっと多くの人に読んでほしい。大学で教育を専攻しているので教育現場の話もあって興味深いエッセイだった。どうかこの夫婦が朽ちる時まで幸せでありますように。
2020/01/22
三代目 びあだいまおう
何かの比喩表現だと思ったタイトルは、著者の悩みそのもので、生きていく痛みの根底だったんですね。二人の出会いはあり得ないほど不自然な著者一人暮し初日。その出会いはこれまで孤独世界で隠れるように生きてきた彼女の生活に潤いを与えた。しかし時に強制的に『潤い』を与えても夫のちんぽは入らない!きつめな人生かも知らないけど、それでいいと思うし、いい夫婦だよ!つくづく思うけど、親子だからって夫婦だからって家族だからって、それだけで上手くいくわけない。ちゃんとお互いで親子に、夫婦に、家族に『なる努力』が大事なんだ‼️🙇
2019/02/24
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