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ポリコレ過剰社会 (扶桑社新書)

ポリコレ過剰社会 (扶桑社新書)

ポリコレ過剰社会 (扶桑社新書)

作家
小浜逸郎
出版社
扶桑社
発売日
2021-12-22
ISBN
9784594089108
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ポリコレ過剰社会 (扶桑社新書) / 感想・レビュー

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GAKU

以前読んだ『「弱者」とはだれか』の内容に非常に共感を覚えたので、最新のこちらも読んでみました。確かに現在のポリコレは過剰すぎるのでは?と自分自身でも思う時が度々あります。何でもかんでも「差別はいけない」と一括にしてしまう風潮はいかがなものか。中々鋭い点をついた著書だった。

2022/04/12

ふみあき

20年くらい前は著者の本をよく愛読していて、当時は穏健保守の論客ってイメージだったけど、近年のネット上での発言などを見るに、どうも右側に転落してしまったきらいがある。本書でも反ワクチン等、陰謀論の影がチラチラするが、それを差し引けば、昨今のフェミニズムやLGBTをめぐる主流的言説への異議申し立てには、おおむね同意できる。私のような(エリートならざる)庶民から見ると、やはり昨今のリベラルは、その政策課題を「特殊な符牒を帯びた人々」ばかりにフォーカスしすぎるし、逆に「普通」の家族や労働者に対しては妙に冷淡だ。

2021/12/29

テツ

「社会に認められた弱者」の権利ばかりが声高に主張される今日この頃。平々凡々な社会人であるぼく(たち)がポリコレ的な活動を目にしても、いろいろ持て余したハイソな方々の暇潰しにしか思えないのだけれど、そうした問題について再確認して考え直すきっかけを与えてくれました。「差別」だと叫びさえすれば意を唱えることすらできない構造はどう考えても健全ではないし、まずは食うに困っているような死に直面している人間を救う方が先な筈なのにポリコレバトラーの方々はそうは思わないらしい。歪んでるよな。

2022/02/23

takka@乱読

最近のポリコレブームは本当に酷い有様だ。女子スポーツにトランスジェンダーの参入・広告にクレームや言葉狩り。映画やゲーム界もそうだし、特に欧米はポリコレが盛んになっている。この本で著者が訴えている、「少数者が差別と叫ぶことによって、本当に必要なデフレ経済対策などの政策に時間を取れないこと」は本当に大問題だと感じる。差別というレッテル貼りに対抗することができない同調圧力に左翼も右翼も公務員も会社も踊らされ、普段の生活で苦しんでいる多数の「弱者」が無視される社会になっていくのか不安である。

2022/01/25

Mark X Japan

アメリカでは、同じようなことで国を分断されています。日本にとっても、対岸の火事では二と思います。日・米・欧、いずれも政治勢力が関係しているようです。敵にうちにあり、が現実になりつつあります。☆:4.5

2022/07/15

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