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業火の市 (ハーパーBOOKS)

業火の市 (ハーパーBOOKS)

業火の市 (ハーパーBOOKS)

作家
ドン・ウィンズロウ
田口俊樹
出版社
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日
2022-05-18
ISBN
9784596429278
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業火の市 (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー

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W-G

最初は他の本と並走して読み進めていた。中盤あたりから徐々にのめり込んで、400頁以降は一気読み。『犬の力』三部作と比較するなと言うのが無理な話で、どうしても、地方マフィアの田舎臭い小競り合いに感じてしまい、スケールダウンに思えるが、主人公ダニーの、善悪の矛盾が入り混ざった人物造形も含め、これから先の長大な展開に、じゅうぶん期待を繋げる序章となっている。終わり方から推察すると、続編あたりから話の規模が大きくなってきそうでもあり、ややスロースタートだというだけで、評価は保留。来年が待ち遠しい。

2022/06/15

ずっきーーーん

英雄達がアイルランド系とイタリア系のマフィアへと姿を変え、ロードアイランドが現代のトロイと化す。ドン・ウィンズロウという機織りがホメロスを織る。『イーリアス』と重ね合わせて読む物語の分厚さ。筋書きがわかっていても緊張を強いられ、あまつさえ戦慄する。ああ、なんて贅沢な読書だろう。人間が善悪両方を内包するように、戦いは例えようもなく哀しいが、美しくもある。ウィンズロウとホメロスの親和性には疑いの余地がない。犯罪小説における現代最高の吟遊詩人のもとへ集い、語りを聞く。そして歌の続きを身悶えしながら待つのだ。

2022/06/12

のぶ

さすがウィンズロウですね。新シリーズになっても内容も充実していて面白かった。今回描かれるのは、アイルランド系とイタリア系ふたつのマフィアの物語。互いのマフィアは縄張りを荒らすことなく40年に渡って共存共栄していた。ある時、美女を巡ってそれぞれの息子たちの間で諍いが起こり傷害事件となる。そこから均衡に亀裂が入り、凄惨な争いへと発展していく。主人公ダニーは、アイルランド系ファミリー側の娘婿。いろいろな経緯を経て、現在は控えめな一兵卒となっているが・・。本作は人間ドラマをじっくり描いていて、飽きる事がなかった。

2022/05/30

ヒロ

ストーリーをとにかく堪能した!読み終わって、ちょっとぐったりするくらい満足したと思います✋ アメリカ東海岸でのマフィアの抗争がとても詳細に描かれていましたし、登場人物もそれぞれ魅力的でした‼︎ 続編が今から待ち遠しい😉 とにかく濃いハードボイルド小説です❗️

2022/05/22

わたなべよしお

 現代最高のクライムライターの1人、ウィンズロウの新作。ずっと楽しみにしていました。流石としか言いようのない力量で、またまた素晴らしい作品が生まれそうです。一気に読んでしまいました。ルヘインのコフリン・シリーズを思い出しました。舞台も近いと言えば近いし、主人公がアイルランド系であることも一緒です。  ただ、ウィンズロウの作品で言えば、麻薬というかアート・ケラー・シリーズの過酷なまでの圧倒的なパワーはまだ、ないかな。

2022/05/22

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