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レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)

レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)

レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)

作家
ヴィクトリア・エイヴヤード
田内志文
出版社
ハーパーコリンズ・ ジャパン
発売日
2017-03-17
ISBN
9784596550484
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「レッド・クイーン (ハーパーBOOKS)」のおすすめレビュー

全世界37カ国で話題! 奴隷生まれの少女が王女になる! 予測不可能裏切りファンタジー

『レッド・クイーン』(ヴィクトリア・エイヴヤード:著、田内志文:訳/ハーパーコリンズ・ ジャパン)

 自分の身体のなかにはどんな血が流れているのだろう。自らの血筋を意識しながら生きていくことはこんなにも苦しいことなのか。 本書『レッド・クイーン』(ヴィクトリア・エイヴヤード:著、田内志文:訳/ハーパーコリンズ・ ジャパン)は、支配階級と奴隷階級に二分された世界を生き抜く少女を描いた海外ファンタジー。2015年に発売されるやいなや、NYタイムズのベストセラーリスト初登場1位を獲得、読者投票によって選出されるGoodreads Choice Awardsにおいては新人賞を受賞し、全世界37カ国で刊行されるに至った話題作だ。全世界で大人気のこの作品は、四部作の一作目。“貧しく生まれ育った少女が瞬く間に王子の婚約者になる”。作品の概略をなぞれば、『レッド・クイーン』は、シンデレラストーリーなのだが、ただのシンデレラストーリーではない。シンデレラストーリーに、異能力バトルや心理戦の要素がかけあわさった、ファンタジー&SFならではの魅力がギュッと詰まった物語だ…

2017/8/5

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レッド・クイーン (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

おしゃべりメガネ

【レビュアー大賞】久しぶりの海外翻訳作品でしたが、読みやすいレベルでした。好きな人には好きな作風なんでしょうね〜。『シンデレラ』をベースにしながら、アクションとファンタジーを融合させた内容で、ちょっとしたラブロマンスも盛り込まれています。'奴隷'世界の主人公「メア」がふとしたキッカケから'王女'になり、環境の変化に戸惑いながらも成長していく姿に応援したくなります。信じることの大切さやある意味難しさが伝わります。海外翻訳作品にちょっと敬遠気味な読者さんも本作から手にとってもらえれば、入りやすいのかなと。

2017/08/30

海猫

ファンタジーで、陰謀劇あり、能力者バトルあり等々要素を盛っていて面白くないわけではない。が、いかんせん語り口が全体にくどく、各人物もいまいち魅力的に描けてないので鈍重で大味な印象。その上で本が分厚いのもあんまり有難くない。この内容で引き締まったタッチで展開するとだいぶ違う気がする。それでも終盤の展開は読ませるし、次巻への引きも気にはなるのだが。

2017/12/19

nico🐬波待ち中

絶対的権力に立ち向かう一人の少女の奮闘を描いたファンタジー。世界の両極に存在する支配者・シルバーと奴隷・レッド。メアはレッドとして生まれたのにシルバーしか持ち得ない特殊能力に目覚めてしまい、過酷な運命に翻弄される。おとぎ話のようなシンデレラ・ストーリーかと思いきや、とんでもない。自由を勝ち取るために体をはって戦い抜く。嘘、嫉妬、裏切り…と最後まで気が抜けない展開にハラハラした。この戦いはまだ序章。今後のメアに期待したい。何が真実かではなく、人は何を信じるのか…信じた先に新しい夜明けが待っていることを願う。

2017/08/27

hit4papa

本作品は、シンデレラストーリーに超能力集団とのアメコミ的なバトルあり、三人の男性に心揺れる恋愛模様ありと様々な要素をぶっこんだ異世界ファンタジーです。どこかで見たことあるような設定ですし、主人公に力強い魅力を感じないせいか読み進めながらの中だるみ。後半まで引っかかりがあり低い評価でしたが、クライマックスは疑問を払拭しつつ手に汗握る展開を用意してくれていました。次への期待を残す終わり方は成功していると思います。主人公の心もとなさも、徐々に成長していくと考えれば、三部作の導入部としては良いのかもしれません。

2017/03/14

えりこんぐ🐤

献本当選本。翻訳×ファンタジー。苦手な分野と分厚さに気合いを入れて読み始めたが、意外と面白い!ハマってしまいました(*⁰▿⁰*) 奴隷階級レッドの娘・メアの目まぐるしい運命。突然王室に入れられ、誰を信用していいのかわからない毎日。ハラハラドキドキだった。ラストはここで終わり?と思いきや、続編がいくつか刊行されているらしい。。日本上陸はまだ先になりそうね〜。待ち遠しい!

2017/11/14

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