読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)

ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)

ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション)

作家
ペネロピ フィッツジェラルド
山本やよい
出版社
ハーパーコリンズ・ ジャパン
発売日
2019-03-01
ISBN
9784596552082
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

誰の人生にも、本を――

ブッカー賞受賞作家による映画原作

本屋のない海辺の小さな町。
そこに初めての書店を開くのが、彼女の夢だった。

1959年英国。フローレンスには夢があった。
それはこの海辺の町に本屋を開くこと。しかし時代はまだ事業を始めようとする女性に優しくなく、
住人や町の権力者からは反対の声が。それでも本への情熱を胸に、フローレンスはついに
〈オールド・ハウス書店〉を開店させる――。
人と本との、心揺さぶる物語。

※ゴヤ賞主要3部門受賞の映画『マイ・ブックショップ』(3月9日全国順次ロードショー)原作
※ブッカー賞最終候補作品。

ブックショップ (ハーパーコリンズ・フィクション) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヘラジカ

実は『テムズ河の人々』は長年積んでいる。この機会に読もうと思ってたのに、結局こちらから先に手をつけてしまった(原書刊行はこの作品が先みたいだが)。美しい表紙ながらも作者の冷たい筆致に疼きを覚えるような小品。滑らかな木目に手を這わせていたら手に棘が突き刺さった感じ。厳しいリアリズムを貫くことで敗者に寄り添うのは文学の役目でもあるのだろう。サクセスフルな物語を期待する人には向かない。映画版はどうだろうか。まさか筋書きを変えてまでハートウォーミングな作品にしてないだろな。予告を見て一抹の不安が……。

2019/03/03

あさうみ

作者の作風を知らず、あらすじだけを読んで「小さな町で本屋として成功する」ハートフルなサクセスストーリーだと思っていたら、まあ辛い。人生はああ無情なり…と辛酸を味わいました。文学的なベクトルが強く感じる。あと30年後くらいに読んだら、また違う読了感を得られるのかな…。

2019/03/14

sagaway8

明後日(3/9)より映画館で上映される作品の原作とは知らずに、本屋を舞台とする海外小説という理由で購入。当然、著者の作風もつゆ知らず。読了後、混沌とする思いに駆り立てられたものの、改めて巻頭の編集者による作者紹介を読んで落ち着く。これがなければ読了後に路頭に迷う読者が一層増えたかもしれないほどの唐突すぎるエンディング。「せめて何か希望らしきものを…」という願いは徒労に終わる。しかし、それこそが著者の作風であり世界的な評価も得ているらしい。予告編から映画は原作とは多少異なる様相が伝わってくるが、果たして…。

2019/03/07

感想・レビューをもっと見る