長篠の四人 信長の難題

takaC

金ヶ崎、姉川と読んだ手まえ、長篠を読まないわけにはいくまいといういきさつで読んだ。このシリーズはこのシリーズで自分は結構楽しんでいるかもしれない。でもこれで打止めでしょ？

2016/11/12

だまし売りNo

徳川家康を主人公として長篠の合戦を描く歴史小説。四人は家康、織田信長、羽柴秀吉、明智光秀である。明智光秀をちゃらんぽらんな人物に描く。多くの作品では理知的な人物に描くが、ちゃらんぽらんにも説得力はある。光秀は長年牢人していた人物である。加えて「あの織田信長が異常なまでに出世させるほどに、信長と気の合う傾き者だった」（116頁）。

2023/09/25

布遊

この四人とは、信長、秀吉、光秀、家康のこと。このシリーズを読むのは、「桶狭間の4人」に次ぐ2作目。4人の性格が面白おかしく書いてある。長篠は我が家からそう遠くはないので、見知った地名も出てくる。鳥居五右衛門を磔刑に処した絵も目にするが、その絵の意味が分かった。改めて、長篠に行って見たくなった。

2018/12/15

キキ

笑いたくて読んでると言うのが正直なﾄｺです(笑)「そんな難しい事じゃない」に爽やかな笑顔まで付いてくる無茶ぶりの数々。それに振り回される家康、光秀、秀吉も見ていて楽しくてしょうがない。

2016/05/05

鐵太郎

金ケ崎、姉川に続いて長篠で漫才をする四人、織田信長、徳川家康、羽柴秀吉、明智光秀。たしかに神出鬼没な信長、秀吉、光秀に面食らうのだけど、でも今までの話と違って史実をもとにしたかなりリアルな展開になっています。そして勝頼がすごい。長篠の戦いは信長の一方的な勝利とされますが、戦略的に勝頼の勝利とする斬新な解釈が素敵。輝一郎節、健在です。次はどの戦場に行くのかな。　　ところで「予断だが」が多いね。司馬遼太郎節を真似たいのかな？ｗ

2016/03/06