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あなたが消えた夜に (毎日文庫)

あなたが消えた夜に (毎日文庫)

あなたが消えた夜に (毎日文庫)

作家
中村文則
出版社
毎日新聞出版
発売日
2018-11-07
ISBN
9784620210230
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あなたが消えた夜に (毎日文庫) / 感想・レビュー

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タカユキ

素晴らしいラストに泣きました!中村さんの文章が刺さります。ある町で突如発生した連続通り魔殺人事件。所轄の刑事・中島と捜査一課の女刑事・小橋は「コートの男」を追う。そして事件の真相が明らかになっていくにつれ普通に犯人が解って終わるという物語ではないことに気づかされる。そしてタイトルの「あなた」とは誰を指すのか?圧巻の狂気と人間ドラマが描かれている。「あなた」がいないから?なのか「あなた」がいたからなのか?子供時代の悲しい体験は人格に影響を及ぼす。誰もが心に空洞がある。殺人をするという事を考える事が出来た一冊

2018/12/11

巨峰

連続通り魔殺人コートの男事件。犯人を追う所轄の刑事中島と捜査一課の女性刑事小橋。ミステリとして読んだらこの二人のコンビがとてもいい。特に小橋さんってかなり新しい。これまでに類例がない感じです。(だからこのコンビの第二作も希望したい)事件はかなり複雑、二つのドラマが絡み合い、またミスリードもあり。これまでの中村文則的要素も含まれており、解読はそんなに簡単ではないと思われます(再読必須かなぁ)

2019/01/20

ずきん

#あなたが消えた夜に/ トラウマを抱える所轄の刑事と捜査一課の女性がバディを組む警察物である。笑いを誘う二人の軽妙なやり取り、混沌としていく周囲と真相への道筋が、正統派警察小説としてすごく面白い。こんなの書くんだ!と、まずはそこに驚く。後半での狂気の描き方はさすがとしかいいようがない。情緒的に、しかも論理的に描ききる手腕に脱帽。あなたが消えてしまった夜の狂おしい思い。歪とはいうが、愛にかたちはないのだ。その歪みなど感じさせずに共感し、巻き込まれていく至福の読書だった。著者の警察小説をまた読みたい。

2018/10/09

南雲吾朗

物語の序盤では「あれ?これ中村氏の作品だよな?」っと何度も表紙を確認してしまった。所轄と捜査一課の軋轢、上層部の政治的思惑、まるでTVで普通の刑事ドラマを見ているようで、ちょっと残念…なんて思っていたら、とんでもない!事件の真相に迫るほどに狂気がどんどん増していく。さすが、中村氏!狂気の具合が半端ない!「あなたが消えた夜に」のあなたとは、まさか○○を示していたなんて…。小橋と中島のコンビ、可能ならばシリーズ化して欲しい。後書きの「この小説もまた、僕にとって、とても大切なものに…」この言葉が凄く好きである。

2018/11/26

ピロ麻呂

「コートの男」による連続通り魔殺人事件。容疑者を追う所轄の陰鬱な刑事・中島と捜査一課のお茶目な女刑事・小橋…このコンビがとてもいい☆中村文則作品にしてはライトな感じの警察小説やなぁ(^^)と思っていたら、最後の章は犯人視点で「中村文則ワールド」狂気の世界へ~(^_^;)巻末には中島・小橋コンビの打ち上げショートストーリーのオマケつき☆続編が読みたい!

2019/02/23

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