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へなへな日記

へなへな日記

へなへな日記

作家
中野翠
出版社
毎日新聞出版
発売日
1999-12-01
ISBN
9784620313993
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へなへな日記 / 感想・レビュー

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阿部義彦

中野翠さんサンデー毎日連載の時事エッセイ1999年分です。ブックオフにて発見。今から約四半世紀前ですか、話題としては野村沙知代騒動、ヤマンバギャル、バケツで放射能、清志郎パンク君が代、オタクハイジャック、東芝ホームページクレーマー事件などなど野暮な事の嫌いな翠さんのブツブツは相変わらず。今回は落語ネタが多いです。好きな映画はマイナーポエット路線だと自ら新発見!オマケ(≧∇≦)伝説の結婚詐欺師のクヒオ大佐の再逮捕の記事には大笑い。15年前につかまってるのに同じキャラで懲りずに押し通すお茶目な犯罪者!写真付き

2023/10/14

mami

1999年、著者の呟き。懐かしくて面白い。過日読み終えたエッセイの中で森茉莉ベストオブドッキリチャンネルを推している記載があって読んでみた。ではその本をまとめた中野翠さんとは一体?と思ったのが読むに至るまでの経緯。エッセイって知識や教養がさりげなく露呈してしまうものだとつくづく感じる。他のエッセイも手に取りたくなった。

2018/05/09

MIHO

直前に「たまもの」を読んで1999年ってどんな年だっけ?って思ってたらこの本が出てきたので、読む。なるほどね! 日本人は自分の身は自分で守るというより、「何かあれば指示に従えばいいのさ」という感覚が強いようだ。という記述があったけど、これは、ここ1年私が感じてること。

2021/02/15

テツ

好きな作家さんがオススメしていたので読んでみました。初読。1999年に書かれた著書なので若干の時代のズレは感じるけれども、今読んでもとても面白い。中野さんの文章はただの無味乾燥な毒舌ではなく、自分の感性にとてつもない自信を持っているが故の傍若無人さを、身についている高い言語能力でストレートに表しているので読んでいて心地良い。こういうエッセイ的なものにこそ本人の感性やら教養やら、真に身についているさまざまな事柄が発揮されるなあ。

2012/06/04

朱音

1999年の日記だからちょっと前なんですけど。いいですよ~これ。毒舌、というより自分の好みに忠実。私には極めてまっとうな事をいってるなあ、と思うんだけど。映画の話にはついていけないけど(だって見てない映画ばっかりだし…というか私が見る映画って子供向きばっかりだし)時事批評というかそういうのは読んでてなるほど、そうだそうだ、という物が多いです。うん、教養が大切。

2002/01/01

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