KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

考える日々 全編

考える日々 全編

考える日々 全編

作家
池田晶子
出版社
毎日新聞社
発売日
2014-11-27
ISBN
9784620322711
amazonで購入する

考える日々 全編 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

抹茶モナカ

週刊誌連載の哲学エッセイ。時事ネタ、特にIT革命への思索は、現代のもののような、本質を突いた感じ。分厚いので、後半飽きた。池田さんに共鳴した読者の手紙が紹介されているところもあり、それが大体社会をドロップ•アウトした人で何か嫌。本質より、生活だ、と思ってしまう。この人、生活臭消しているけど、ちゃんと結婚してるし、本も入り口理論の気がして、あまり分厚いと内容が馬鹿馬鹿しく感じる。

2022/02/12

Asako Nakamura

この心のもやもやを、考えることはヘンだからではなくって、まっとうなことだと教えていただきました。この本以外、それを私に教えてくれた人はいなかった。すごい方です。

2015/06/14

ももたろう

ものすごーく印象に残って頭から離れない箇所がある。Amazonのレビューにもあったが、永山死刑囚のところ。以下、引用。《死刑囚の支援者は、死刑囚から真実を言われると腹がたつらしい。死刑囚は、自分たちよりも「弱い」存在であってくれないと困るのであろう。そうでないと、支援することで支援しているといういい気分になることができないからではなかろうか。このような心性を、普通は「偽善」と呼ぶ。》これは、分野は違えど、常に確かめながら進める必要がある。

2015/04/05

Ryosuke Kojika

ソクラテスは兄さんと呼びたくなり、池田晶子は姉さんと呼びたい。時事的な批評が全く色褪せないのは、著者も確信しているところの「本当」を煎じつめているからだろう。「本当」が意見ではなく、当たり前が当たり前でしかないことは語らずもがな。著者も自身の文章を読んで元気がでるとあるが、私も元気が出る1人である。正直、著者に入れ込み過ぎかなと思わなくもないが、意見であるわけでもないし、そこは素直に考えていこうかと。それにしても、著者も嘆く世の末感は悪化しているように思われる。そろそろ教育についてしっかり考えてみたい。

2019/09/23

てつや

昨年からゆっくりと読んできた本書もついに読了。読み終わるのが惜しい、そういう作品でした。

2015/05/25

感想・レビューをもっと見る