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おばさんの金棒

おばさんの金棒

おばさんの金棒

作家
室井滋
出版社
毎日新聞出版
発売日
2016-10-27
ISBN
9784620324159
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おばさんの金棒 / 感想・レビュー

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美登利

2社の新聞に掲載されたエッセイから抜粋されたものです。さすが新聞に書いてるだけあり、その時の話題も絡めて有りますが、室井さんの富山を愛する気持ちが強く伝わってきて、短い文章ばかりでもほっこりしました。いつかは行きたい。全国を絵本ライブや舞台などで電車や飛行機に乗り行き来して、家を空けることが多い室井さん。愛猫に親バカの室井さん、確実におばさん目線の室井さん。普段から親しみやすい雰囲気の女優さんだからこそ、身近な人の日記を読んでるようでした。お忙しいようですが、お身体に気を付けて!と言葉を掛けたくなります。

2016/11/19

ひらちゃん

室井さんの人柄が楽しいエッセイ。おばさんあるあるが炸裂しております。そして故郷の富山愛があったかい。知らぬ間に誰かの助けになってる室井さんは巫女なんですねぇ(笑)新春に笑いをありがとう。寝ぼけた頭に丁度いい感じのシゲル節でした。

2017/01/03

きさらぎ

「おばさんのひとりごとほど強くて怖ろしいものはない」相変わらずラッキーな出来事にも滅多に出会わない揉め事にも遭遇してしまう室井さん。神社に参拝しようとしたらものすごい人出だったので自転車でぐるぐる回り行き倒れの酔っぱらいを見つけてしまったり、温泉で長い髪を束ねず昆布のように浮かばせていた中国人観光客が露天風呂の大岩でマーメイドのように記念写真を撮っているのと一緒になったり、お洒落な化粧箱に入った繊細な美しいデザインの高級線香花火をうっとりと眺めたり。「老けたかなリスト」や「ケチと倹約のはざま」も楽しめる。

2021/05/04

ゆう

女優の室井滋さんのエッセイ本。昔『すっぴん魂』を読んでた以来くらい?久しぶりに読んだけど、ムロイ節は相変わらず。いや、以前にも増した勢いかもしれない。日常生活でよくこれだけあれやこれやな面白出来事に遭遇することができるなぁ。持ってるわ、ムロイさん。同居人のおっちゃんの登場はそうだったの!?ってかなりビックリした。おばさん“に”金棒だと思ってたらおばさん“の”金棒。なるほど、最初の挨拶で納得。『すっぴん魂』も再読したくなる。引っ張り出すかぁ。

2017/05/21

Kumiko

室井さんのエッセイは、思ったことを書くのではなく、起こった出来事を書くのに主体が置かれていることが多く、本書もそのお仲間。一篇一篇が短いので「もう終わり?」と肩透かしを食う場面もしばしば。以前の、もうちょい長めの方が好きだなぁ…と思いながらも、同居人のオッチャンの登場に色めき立ちました。室井さん、そんないい人が何年も前からいたんですね(周知の事実?)。そっちの話とか、ネコの話、今度重点的にお聞きしたいなあ!

2017/03/13

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