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ぜんぶ本の話

ぜんぶ本の話

ぜんぶ本の話

作家
池澤夏樹
池澤春菜
出版社
毎日新聞出版
発売日
2020-06-27
ISBN
9784620326344
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ぜんぶ本の話 / 感想・レビュー

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まこみや

福永武彦には専ら小説(因みに僕のベスト3は①『死の島』②『忘却の河』③『廃市』)で、池澤夏樹には主に編集と書評(特に『個人編集 世界文学全集』)で、池澤春菜にはSF書評(例えば『SFのSは、ステキのS』)で、とにかく親子三代にわたって我が読書生活を実りあるものにしてくれた恩人である。その本についての親子の対談が面白くないわけがない。とりわけ読書家三代は、「私小説の類は一切書かない」夏樹と春菜が珍しく私的な事情を吐露した点で頗る興味深いものだった。ただ積読本は溜まる一方なのに、これ以上紹介されても困るなあ。

2021/04/02

のり

物書き父娘の書評対談エッセイ、興味深く読了。お二人とも小さな頃からたくさんの本に囲まれて育ったとのことで、豊かな読書体験を共有している。翻訳物、SF物が多かったので、未読作品も多々あったけど、娘さんの春菜さんは私と1つしか歳が違わないこともあり、子供の頃読んだ!!流行った!!本がかぶってるのは楽しかった。改めて読み直してみたい海外の児童文学も多い。イギリスの児童文学が多かったなぁ。読み返してみたくなった。

2020/09/27

糸巻

可愛い装丁の書評集だなぁと手に取ってみたら、池澤夏樹さんと長女の春菜さんが本について語った対談集だった。お二人とも、幼少時から本に囲まれた暮らしをなさっていたことがとても羨ましい。そして親子で読んだ本についてこれだけ語れるってすごいことなのではないか?と思う。この本に出てきた沢山の本は、読んだことのないものばかりだがとても興味深くワクワクした。

2020/08/10

瀧ながれ

読書家声優の娘と、読書家文学者の父が、児童文学から祖父と父の作品まで、数多の本について語り合う。福永武彦・池澤夏樹・池澤春菜というラインだけでちょっと鳥肌ものなのに、ここまでこってりと児童文学やSFの話で盛り上がり、巻末に登場作品の一覧までついているという、本好きにはたまらん読み終えたくないほど楽しい一冊でした。現代の地球上にはかつて主人公たちが入っていったような未開の地が無くなってしまい、携帯電話の普及で行方不明になるのも難しくなってしまいました。…だから異世界に転生して冒険者になっちゃうのかなあ。

2020/07/05

こまり

池澤夏樹とその娘の春菜との対談。題名通り全部本の話で、二人ですごい勢いで話しまくる。最初に読んだ本の話から児童文学の話題へ。さらに少年小説、SF、ミステリーなど、これでもかと本の話が続く。膨大な量の本を二人とも読んでいて、しかも内容もしっかり覚えているのはさすがだ。池澤夏樹が福永武彦の息子だというのは知らなかった。昔、「忘却の河」や「草の花」などわからないながらも好きで読んでいたのを懐かしく思い出した。読書が好きでたまらない人たちの会話は面白い。しかも親子でこんな話ができるなんて、すごいなぁ。

2021/01/19

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