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公明党に問うこの国のゆくえ

公明党に問うこの国のゆくえ

公明党に問うこの国のゆくえ

作家
田原総一朗
山口那津男
出版社
毎日新聞出版
発売日
2020-09-12
ISBN
9784620326511
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ジャンル

公明党に問うこの国のゆくえ / 感想・レビュー

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TAKA0726

生命・生活・生存を最大限に尊重する人間主義の公明党。自民党の長期政権による弊害は官僚は忖度、現場は賄賂、脆弱野党がいくら文句を言っても自民党は聞く耳を持たず、自民党議員は文句を言う度胸もない。現状で中国に対しても総理に対してもきちんと意見が言えるのは公明党でその役割は大きい。トイレのないマンションの喩えの原子力やコロナ対応も自民党には責任者がおらず決めきれない。公明党にはコロナ封じ込めは世界各国との協力を先導し、連立政権を安定させ世界の協調を作り出す役割を果たすべく、粘り強い対話で合意を作り出してほしい。

2021/01/19

ヤドンの井戸

公明党に関心がない人にも、近年の政治について学べる1冊としてオススメできる。なぜなら、時に政権のブレーキ(ex. 集団的自衛権の新3要件)、時にアクセル(ex. コロナ禍における10万給付金)となってきた公明党の動きを知ることで、政策の核の部分がよく分かるからだ。

2020/12/09

れいまん

田原氏の率直な質問に山口氏が真摯に答えている貴重な記録と思います 新聞記事はポジショントーク的な記事が多く、すぐに政争の具になるような書き方しかしていない デモまで起きた安保法制では、「集団的自衛権限定容認と言っているが、実のところかな個別的自衛権であると思っている」というのが本音

2020/09/20

aki

公明党の代表としては歴代トップの人物ではないか。昔は竹入某とか、矢野某とか、ひどいのがいたからなあ。ソフトな人当たりで敵をつくらないし、衆院選落選という挫折も経験しているし、現場には率先して入るし。民主党政権が誕生したときの総選挙で公明党は一人区で全滅。当時の代表や幹事長らが落選し、この人にお鉢が回ってきた。公明党にとってもラッキーだったんじゃないの。ただ、この人の後(後継)はいるのかね。母体の創価学会の活動家は減ってるし、自民党との関係は悪化してるし、しばらく難しい時代が続きそう。代わりはおらんな。

2023/06/09

Ajar

公明党や創価学会に関する本は数冊読んだ。この本は創価学会との関連性や公明党の歴史についてはゼロからはわからないので、基礎を知りたいという人は他の本から始めることをお勧めする。それでも一番いい本だと感じた。山口代表や公明党の真摯な取り組み、これまで我々が接してきた政策の決定に至る裏側や努力、葛藤などがよくわかる一冊。個人的には創価学会が支持母体となっていなければもっと広く人気の出る党なのではないかと思う。

2021/01/07

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