わたしのなつかしい一冊
わたしのなつかしい一冊 / 感想・レビュー
KAZOO
毎日新聞の書評欄に連載されていたものを1冊にまとめたものです。一人が1冊ということで池澤夏樹さんからはじまり武田徹さんまで50冊の本が紹介されています。3分野に分かれていますが有難いのは文字が大きく非常に読みやすくなっています。わたしにも懐かしい本が多く再度読みたくなる本が数多くありました。そこにある絵がまた良くて読みたくなる気にさせてくれます。
2021/12/08
kinkin
新聞に掲載された『今週の本棚』書評欄のコラム集。様々なジャンルの人が描いている。私の場合はなんの本だったろう。思い出すと、北杜夫のどくとるマンボウ航海記だった気がする。それまではそんなにいやほとんど本を読まなかったと記憶している。北杜夫のユーモアがその後の読書に影響している似かもしれない。筒井康隆のドタバタや寺山修司の本、その後は植草甚一など。田舎なので現在のような大手古書店もない中、本屋で買うのがほとんど。ワンクリックで欲しい本が翌日に届く時代でもなかった。図書館は遠かったので行けなかった。図書館本
2022/04/03
けんとまん1007
おすすめの1冊ではなく、なつかしい1冊というのがいい。もちろん、おすすめでもあると思うが、受け取る側への響き方が違う。やっぱり、自分はこちらをとる。この作家が、この作品・この作家なんだという発見があって楽しい。ふと思い出したのだ、この前に読んだ本の一文。政治家が、どんな本を読んできたか・・・ここで判断すると良いのでは・・・と。改めて頷ける。取り上げられているうち、何冊かをさっそく図書館で予約・・楽しみ。
2022/04/21
みかん🍊
自粛生活で時間が出来て懐かしい本をもう一度再読する感じで作家など50名の本の紹介、知らない本も知らない方もありましたが、『時をかける少女』や『ボッコちゃん』は大好きで再読したい本、津村さん紹介の『さむけ』は読んだ事ないけど興味が引かれた、『方丈記』の「ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」の1節は高校の古文で習って以来好きな言葉です、新刊ばかり追いかけている今日この頃懐かしい本も読みたいな。
2021/11/19
佐島楓
著名な作家や文化人が、思い出に残る一冊について書いたもの。プロの書き手による「自分の好きな本の話」を読むのが、こんなに楽しいとは! 世代・性別・環境もさまざまな方々なので、選書もバリエーションがすごく幅広いし、やはり熱量というか、その一冊にかける思いが伝わってきて読んでいて終始ドキドキしていた。今では古典と呼ばれる本を、改めて読み返したくなった。
2021/11/28
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- 出版社
- 光村図書出版
- 発売日
- 2022-08-05
- ISBN
- 9784813804147