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恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで

作家
スティーブ・ブルサッテ
土屋健
黒川 耕大
出版社
みすず書房
発売日
2019-08-09
ISBN
9784622088240
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恐竜の世界史――負け犬が覇者となり、絶滅するまで / 感想・レビュー

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ばたやん@かみがた

原題が示すように恐竜が種として成立した三畳紀から有名な白亜紀の小惑星衝突による絶滅までの約1億7千万年の歴史を辿ります。恐竜学者や恐竜ハンターによる発掘競争や盗掘者の暗躍等のエピソードも挟みながら、著者も含めた現役の研究者達による取って出しの知見を披露している所がなんとも嬉しい。そして、高校生時代から一流の恐竜学者の下にアポ無しで押し掛ける(相手はそれでも親切に対応してきちんとアドバイスする所が素晴らしい)位、恐竜が好きで堪らない若手学者が師や世界に散らばる同志達と共に発掘、談論風発しながら(1/3)

2020/07/02

星落秋風五丈原

 えっ負け犬?あんなに大きいのに?そもそも犬じゃないし!と邦題に異論ありの読者も多数いそうだ。ちなみに原題はフツーに「The rise and fall of the dinosaurs」と恐竜たちの栄枯盛衰。しかし一時期恐竜がワニに負けていたのは本当の話らしい。その頃恐竜たちはあれほど大型化していなかった。まあ、大型化すればしたでコスパは悪いのだが。  誰も姿を見たことがない(『ジュラシック・パーク』などの映画は除外)恐竜たちになぜ私たちは夢中になれるのか。著者近影の嬉しそうなこと。

2019/11/08

フク

〈一見貧弱に見えるT・レックスの前肢は、実のところ強力な肩の伸筋とひじの屈筋を備えていたことが分かった。まさに、逃げ出そうとする獲物をがっちりとつかみ胸元近くにとどめておくための筋肉だ〉いよいよ肉食動物として完成された感があるT・レックスの成体と、俊敏な幼体によるコンビネーションハントは夢でも見たくない。

2019/09/29

evifrei

恐竜の祖先の誕生から、絶滅に至るまでを発掘調査を通じて描き出す。研究者の人的挿話も多数。大人になるにつれて自分の周りから恐竜ファンは減っていったが、現在の恐竜の研究や発掘は進み、毎週50種類以上の新種が発見されている様だ。また、対岸のトリケラトプスの視点から語られるT・レックスの狩りの緊迫感や、小惑星の衝突による災厄からもたらされた恐竜たちの最期の日の描写は正に圧巻だ。絶滅の瞬間の彼らの恐怖は想像するだけでも胸が締め付けられる。恐竜ファンとしては悲しい場面だが、他の恐竜ファンに読んで欲しい内容でもある。

2020/02/10

のれん

アメリカの恐竜博士たちを意識しているのだろう、所々「ジュラシックパーク」やアメコミ映画などの引用もあり、子供の興味を引く文章となっている。  中国大陸は北アメリカ大陸に続く恐竜の楽園で、その発見は鳥の進化研究を劇的に変えているようだ。試行錯誤で生まれた羽で生存競争に勝てると理解した瞬間、進化速度が爆発的に加速する。経済と同じ非常に合理的で納得できる。  ただ中世代における地球環境が自分の今まで積んできた知識と異なることが気になった。アマチュアはふとすると新知識に取り残されてしまう。アップデートしなければ。

2020/01/27

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