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恐竜の世界史

恐竜の世界史

恐竜の世界史

作家
スティーブ・ブルサッテ
土屋健
黒川 耕大
出版社
みすず書房
発売日
2019-08-09
ISBN
9784622088240
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あらすじ

今は、「恐竜化石の大発見時代」だ。次々と新種が報告されており、恐竜の歴史は大きく書きかえられてきた。著者は、世界各地で発掘調査を行い、15種もの新種を記載してきた若手恐竜学者である。その研究の多くが、恐竜たちの歴史を念頭に置いて行われてきた。たとえば、史上最大の大量絶滅事件の後、地上に出現した初期の恐竜はどのような姿だったのか。著者たちは探偵さながらに足跡化石を追い、足跡の主の姿や運動能力を推理していく。また、恐竜たちはどのようにして世界中に広がり、支配階級に上り詰めていったのか。その過程は、膨大な化石の記録を見直し、統計解析を行うことで明らかになった。実はその道のりは厳しく、初期の恐竜たちは弱い立場に置かれていた。化石を発見した瞬間の喜びや、かつて“恐竜少年”だった著者と研究者たちとの交流のエピソード、恐竜視点で描かれる「絶滅の日」など、多彩な描写を追ううちに、最新の恐竜研究と恐竜たちの歴史を一望できる一冊である。

恐竜の世界史 / 感想・レビュー

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星落秋風五丈原

 えっ負け犬?あんなに大きいのに?そもそも犬じゃないし!と邦題に異論ありの読者も多数いそうだ。ちなみに原題はフツーに「The rise and fall of the dinosaurs」と恐竜たちの栄枯盛衰。しかし一時期恐竜がワニに負けていたのは本当の話らしい。その頃恐竜たちはあれほど大型化していなかった。まあ、大型化すればしたでコスパは悪いのだが。  誰も姿を見たことがない(『ジュラシック・パーク』などの映画は除外)恐竜たちになぜ私たちは夢中になれるのか。著者近影の嬉しそうなこと。

2019/11/08

フク

〈一見貧弱に見えるT・レックスの前肢は、実のところ強力な肩の伸筋とひじの屈筋を備えていたことが分かった。まさに、逃げ出そうとする獲物をがっちりとつかみ胸元近くにとどめておくための筋肉だ〉いよいよ肉食動物として完成された感があるT・レックスの成体と、俊敏な幼体によるコンビネーションハントは夢でも見たくない。

2019/09/29

katsun9669

恐竜が勃興し、繁栄、絶滅(鳥類として生き延びてはいますが)していく様を生き生きと描いています。古生物学を志す高校生なんかに読んでもらいたい作品。随所に出てくる古生物学者のエピソードも大変面白いです。おすすめ。

2019/10/20

Meistersinger

若手恐竜学者による恐竜の興亡。思い込んでたより恐竜は晩成で、三畳紀の間はあまり栄えてなかったと。隕石による絶滅は偶然にも大型草食恐竜の衰退期に当り、そのため餌にする肉食恐竜が滅びたという。隕石が数百万年前後にずれていたら絶滅はなかったのではないかというのは恐ろしい。多くの恐竜学者についての描写も楽しい。

2019/11/08

Junichi Kitazawa

題材は面白いんだけど、隙あらば著者が自分語りを始めるので、「恐竜の世界史」をぱっと見したい人には不向き もったいないなあ

2019/10/13

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