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夕暮の緑の光

夕暮の緑の光

夕暮の緑の光

作家
野呂邦暢
岡崎武志
出版社
みすず書房
発売日
2020-04-02
ISBN
9784622089049
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夕暮の緑の光 / 感想・レビュー

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kochi

長崎からの疎開先、諫早にて、当時小学生の野呂邦暢は原爆投下の閃光を目撃、家業が傾いて入隊した自衛隊での経験を小説化して芥川賞を受賞するも、42歳で急逝した。わずか十五年少しの活動期間の彼のエッセイから選ばれて編まれた本書。新聞にちょっと載ったコラムのような短い文章が主体だが、しかし、心に染みるものが多い。正直に言うと無性に野呂邦暢を読みたくなっている気分。エッセイの中でも古書店関係(山王書房の関口店主の『昔日の客』と対応する話も含む)と地元諫早への愛着を描いた作品が特に良い。

2020/12/06

ふわふわのねこちゃん

野呂邦暢は初めて手に取ったが非常によかった。流れる水のようなさわやかで清潔な文体でどの随筆も風景描写が瑞々しかった。随筆なので内省的な事・日記的なことも併せて書いてあるが素晴らしいのは自然(外界)を見つめる目がなんら内面的感情と結びついて認識されてないこと(例えば失恋したら恋人と過去デートした街も悲しく見えるだろうが、そういったものがない)しかし外界の世界と自分とかひとつの世界の中にあることがわかるというような、世界と自分が分かたれているけど調和しているところが良かった。激しいものが見える所も良い。

2021/03/28

Fumihiko Kimura

こういう随筆を読みたいのだ。

2021/07/18

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