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テナント

テナント

テナント

作家
バーナード・マラマッド
青山南
出版社
みすず書房
発売日
2021-01-19
ISBN
9784622089759
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テナント / 感想・レビュー

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ヘラジカ

日本でも人気が高いマラマッド。この作品は唯一未邦訳だった長篇小説ということで、これは何かあるなと身構えていたが、予想通りなかなかの怪作だった。今になって翻訳された理由と同時に、今まで翻訳されてこなかった理由も分かってしまう。悪夢が広がる終盤は、まるでソローキンを読んでいるような感覚だ。マラマッド作品は『アシスタント(店員)』しか読んでいないので、ここまで強烈な展開になるとは思いもしなかった。どこかの段階で現実とレサーの狂気がすり替わっているという解釈で読んだがどうなのだろう?しかし、楽しい読書だった。

2021/01/20

いっこ

ユダヤ人ㇾサーと黒人ウィリーのアイデンティティの表出がラップのようだが、ウィリーの方が強烈。そこに作家と作家をめざす人間の苦しみの吐露も加わり、ハードだけど最後まで読まずにはいられない。大家が同じユダヤ人なのに、レサーに『ヴェニスの商人』のシャイロックみたいにあしらわれるエピソードは、大きなテーマにはさまれた間奏曲のよう。ウィリーに招かれたパーティーで流れる音楽はブーガルー。「アリゲーターブガールー」というのが流行っていた時代を思い出す。一番大きなテーマは50年経っても変わっていない。

2021/04/03

uchi

70年代のアメリカの人種問題なども知識として必要と感じた内容でした。

2021/03/13

御庭番

結構前に書かれた本なのに、今の事のよう。アメリカ社会における差別ってなんなんだろう。ユダヤ人差別もあるのに、黒人から見たらユダヤ人は白人側。そもそも、アメリカで言う白人って、なに?? 作家の執筆活動を主軸に、テナントからの撤去や人種問題なんかをスピーディーに表現してて全然古くさくない小説。著者の他の作品も読んでみたいと思う。【図書館で借りました】

2021/04/02

あんづ

アメリカのワイルドなお話は苦手ですが、これは読めました。 とりあえず、二人の男性が廃墟同然のアパートで書く事に必死。 人種問題とか、アイデンティティー問題は、難しいです。

2021/02/21

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