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将門記 (物語の舞台を歩く)

将門記 (物語の舞台を歩く)

将門記 (物語の舞台を歩く)

作家
村上春樹
出版社
山川出版社
発売日
2008-06-01
ISBN
9784634224100
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将門記 (物語の舞台を歩く) / 感想・レビュー

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青雲空

まずは著者名で、まさかと思ったらやっぱりまさかでした。別人です。将門の有名な研究者の方です。 関東に散らばる将門ゆかりの地を実地に歩いて紹介してくれています。 将門びいきの地域の方は、将門を調伏祈願した社寺には参らないそうです。神田明神の歴史も読んでみると面白いですよ。

2019/06/01

Tomo

地図も多く、将門の行動が立体的に読み取れます。 承平・天慶の乱の流れを捉えるには良い本で、面白かったです。

2017/07/31

U-G.Kintoki

資料として将門記を読み解く。なんか驚くほど将門の時代の史料って少ないんだなあ。律令時代から武士の時代への過渡期的な平安中期における武具類の変遷なんかも謎が多そうだ。イメージ的にはもう源平合戦くらいのイメージなんだけど。

2015/06/12

家本明佳

探せど探せど将門記の書き下し文が見つからなかったので現代語訳を購入。「物語の舞台を歩く」というサブタイトルの通り、物語の舞台となった土地の現在の様子や見どころについて旅行ガイドブック(?)風に書いてあるのが特徴。このガイドブックパートと現代語訳パート、更には筆者の考察パートが改行もフォント変更も無しに続けて書いてあるので少し読み辛い。

4610tosan

思ったのと違う村上さんの本でしたが、結構面白く読んでしまいました。教科書や断片的な逸話ばかりだったので、大雑把にわかる範囲で理解できた気がします。親皇としては真冬の3ヶ月くらいだったようですが、支配者と被支配者の関係、被支配者間の関係、馬による強力な武力、当時の地形、地政学的な配置など日本の正史には出てこない関東・坂東の歴史があるようです。だいたい、坂東以北は、ヤマト政権による被征服地、かつ朝鮮系の人たちもいたので結構混沌としたフロンティアだったような気がしています。

2013/01/25

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